出版社内容情報
【内容紹介】
21世紀のはじめ、火星は地球の植民地となっていた!迫害される火星人を救うためロボット馬アローにまたがって、キャプテン・ケンがやって来た!キャプテン・ケンの
正体は……!?傑作SF冒険物語、第1弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユミリ
3
借り本。SF西部劇って初めて読んだかもしれない。キャプテンケンと水上ケンのつながりは、この巻の終わり近くで分かったんだけど、まさかまさかの展開でビックリした。でも、SFだからそういうこともありますよね。死神ラリーのもとへ行ったキャプテンケン。火星撃ちをマスターして、ランプにリベンジ出来るだろうか。それにしても、ランプの雇い主は最低最悪なやつだけど、ランプはそんなに悪いやつじゃなさそうな気がするな。2015/12/14
○○○ ○○
1
火星が舞台だからコントラストを強調するって訳でもないだろうが画面を真っ黒に塗り潰すベタの使い方が本当に上手い。何気ないところで急にキャラの描き方がシルエットに変わったり、吹き出す水を描くのに背景の方に手を入れて真っ黒に塗り潰したり、虐殺された火星人の死体の中を地球人が進む場面で俯瞰視点で火星人だけが全部塗り潰されてるとか、さらって読むようなところまでどんだけ工夫してんだと思う2015/01/26