学研M文庫
エヴァ・ブラウンの日記―ヒトラーとの8年の記録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059011163
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0122

出版社内容情報

ヒトラーの愛人エヴァ・ブランン。生前彼女と親しかった映画監督に託された日記には、ヒトラー、ヒムラー、ゲッペルズをはじめとしたナチ高官の動向が、鋭い観察眼で描かれていた。もっとも身近な人間から見た、ヒトラーの真実。日本初訳。本初訳。   

内容説明

エヴァが書き残した8年にわたる日記。そこには、恋人ヒトラーの隠された性的嗜好やコンプレックス、党幹部とその妻たちのスキャンダラスな私生活から、ナチス政策決定の舞台裏まで多岐にわたり記されていた。また、自身の妊娠、出産場所探しについても注意深く書き留められている。内容の真偽や発見された状況、託された人物の素性も含め、日記そのものの信憑性にも言及した詳細な解説付き。独裁者の素顔を知る、待望の日本初訳。

目次

第1部 著者による解説(捏造疑惑否定の根拠;エヴァの決断;ヒトラーを取り巻いた女性たち;日記の信頼性)
第2部 エヴァ・ブラウンの日記

著者等紹介

バートレット,アラン・F.[バートレット,アランF.][Bartlett,Alan F.]
企業家として豊富な経験を生かして、欧米の名門大学やビジネススクールで教鞭をとる学者兼作家。経営に携わった企業は機械産業、航空産業、エレクトロニクス産業、金融業、放送界など幅広い。また、ノンフィクション作家としても活躍

深井照一[フカイテルイチ]
1952年、埼玉県に生まれる。フレミンガム州立大学(マサチューセッツ州)中退。外資系証券会社を経て、翻訳業に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つちのこ

31
ヒトラーの私生活と女性関係は謎に包まれているが、最期を共にしたエヴァ・ブラウンだからこその視点で綴られた、貴重な証言であるといえる。しかしこれを読んでも、ヒトラーの偏執的な潔癖さと病的なガードの固さが誇張されるだけで、独裁者としての狂気や人間性には迫れていない。単なるひねくれたワガママなオヤジにしか映らない。ともあれ、直筆ではなくタイプ打ち、家族や側近ではなく数回しか面識のない友人に託され、戦争が終わった頃合いを見てからの出版。肝心な1945年の欠落。エヴァの出産の謎…。日記の真偽は闇の中である。2023/06/13

lop

1
真偽は置いといても、性癖とかそんな話ばかりで、他の話はないのだろうか?あえてそれだけをピックアップしてるのでしょうか。さくっと読めてそれなりにおもしろくはありましたけど、超物足りなかったです。2013/09/01

偽教授

1
文体が明らかに小説調で、これは日記じゃない。明白に偽作と断定する。2011/07/30

Rydeen

0
既に別人が書いた偽書だと裁判で認められているのにもかかわらず、学研が堂々とエーファ・ブラウンの日記だとして出版した本。だから、日本の研究者は程度が低い。

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