学研M文庫
後家ざかり―勤番侍秘め事始末

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784059008033
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

下野藩士の矢内剣士郎は剣の修業のため江戸に出たものの、若後家や神社の巫女などさまざまな女性に誘惑され褥をともにする…。

剣の腕前はすぐれているが、堅苦しい性格ゆえ今一つ壁を越えられない、下野藩士の矢内剣士郎。師より「女色を知ればもっと柔軟になり、天下無双の剣士となろう」と江戸に送り出され、若後家や神社の巫女など、さまざまな女性と褥を重ねてゆく……。

内容説明

坪内剣士郎はまだ十七歳ながら、剣術指南役見習いに推挙され、国許から江戸に出てきたばかり。無論女など知る由もなかった。「申し訳ありません。お侍さまにこんなことをさせてしまって」。足を挫いた年増をおぶったまではよかったが、女の甘い息と胸のふくらみ、抱える尻のふくよかさに、剣士郎は思わず股間を熱くさせ…。剣術修行ならぬ色修行の始まりだった。

著者等紹介

北山悦史[キタヤマエツシ]
1945年北海道生まれ。山形大学文理学部中退。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。そのかたわらイラストレーターとしても活躍を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。