出版社内容情報
加賀前田藩から将軍家斉に献上された鷹「富士」を調教する稲葉隼人正は、隠居後も家斉の密命で抜け荷に関わる陰謀に迫る！
加賀前田藩から将軍家斉に献上された鷹「富士」を調教する稲葉隼人正は、鷹狩りの最中に富士が家斉を傷つけた責任をとり、隠居の身となる。しかし家斉の信望厚い隼人正は、その密命を受け、加賀藩の抜け荷に関わる陰謀を究明すべく富士とともに事件に迫る！
内容説明
加賀前田藩から将軍家斉に献上された鷹「富士」を調教する鷹匠頭・稲葉隼人正。鷹狩りの最中に富士が家斉を傷つけた責任をとり、倅の貴茂に御役を譲って隠居の身となる。しかし家斉の信望厚い隼人正は、引き続き富士の調教を任される。ある日、北町奉行・榊原忠之とともに家斉の密命を受けた隼人正は、加賀藩の抜け荷に関わる陰謀を究明すべく探索に奔走、拳に据えた富士の眼光と鋭い爪が、闇に蠢く企みを切り裂く。
著者等紹介
北川哲史［キタガワテツシ］
１９４６年、兵庫県生まれ。テレビドラマの脚本を数多く手がけ、２００５年より時代小説を執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Rieko Ito
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時代劇に将軍の鷹狩はよく出てくるが、鷹匠を主人公にしたものは珍しいかもしれない。鷹は役に立っているが、大活躍というほどではない。鷹匠のうんちくも特にない。話にひねりもない。サクサクと読みやすいが、あまり面白味はなかった。2017/06/25
すずめ
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鷹匠が隠密なのは設定的に面白いけど、まだ効果的に設定が回ってない雰囲気。もう一声欲しい。2012/08/12
