ピッチングマニア―レジェンドが明かすこだわりの投球術

山本 昌【著】

Ｇａｋｋｅｎ（2016/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 233p／高さ 19cm
• 商品コード 9784058006115
• NDC分類 783.7
• Cコード C2075

出版社内容情報

５０歳まで現役で投げ続けた野球界のレジェンド山本昌が初めて公開する、投球術と野球論。こだわりのピッチング技術が明らかに。

５０歳まで現役で投げ続けた野球界のレジェンド・山本昌が初めて公開する、こだわり投球術と野球論。ピッチングのあらゆる点の技術、考えを惜しみなく明かし、投手目線から、投手、捕手、バッター、監督を語る、プレーヤー＆ファン必読の一冊。

内容説明

『大きく使って投げる』『上から投げる』『リリースで叩く』という三原則だけは３２年間守り続けた。スライダーはストレートに悪影響が出る腐ったミカン。大谷投手の潜在能力は高い。世界一の投手になれる力がある…すべて明かす！５０歳までプロ野球選手として続けられたスキルや投球術の秘密。

目次

第１章　山本昌流ピッチングの三原則
第２章　山本昌流下半身の使い方の極意
第３章　超マニアック解説！ストレートと変化球のポイント
第４章　山本昌流勝つためのピッチング技術
第５章　山本昌ナマ解説！プロ野球界の注目選手たち
第６章　山本昌流心と体の整え方

著者等紹介

山本昌［ヤマモトマサ］
神奈川県茅ヶ崎市立松林中学校、日本大学藤沢高校を経て、１９８３年秋のドラフト５位で中日に入団。５年目の８８年、アメリカへの野球留学で急成長し、同年８月にプロ初勝利をあげた。以降、左の先発としてチームを支え、９３、９４、９７年に最多勝。９３年に最優秀防御率、９４年には沢村賞を受賞した。２００６年９月１６日には、史上７３人目のノーヒットノーラン達成。４１歳１カ月での達成は、プロ野球史上最年長記録だった。１４年９月５日には、４９歳０カ月での最年長勝利記録を達成（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[シャル]

去年引退した山本昌による、ピッチングにおけるあれこれについて述べた一冊。引退後だからこそ明かせる様々な癖やその対策、身体の使い方について多くのページが割かれており、まさに長きにわたって使ってきた商売道具の展示ともいえるだろう。投球フォームや変化球の握りを本人が写真を使っての解説は投手を見る視点に豊かさをもたらしてくれるだろう。特に印象的なのは現役時にも常々口にしていたキャッチボールの大切さで、どんな心構えで取り組むかだけではなく、その時にどのような身体の使い方をするのかまで踏み込んでいるのも興味深い。

2016/03/25

[yutaka]

軸足の膝を折る、折らないなど細かいこだわりが知れて良かった。何でも長く続けるにはいろいろ考えながらやらないといけない。

2017/01/08

[手ぬぐいゲッター]

投球について、凄くよく考えているのだなと思いました。　 少年の頃にこの本を読んで変化球の練習をしたりしたら楽しかっただろうなと思いました。 アイシングの話は、目から鱗が落ちる思いがしました。アイシングが当たり前と思っていたので。

2016/12/09