出版社内容情報
意外と危険度の高い、高齢者に見られる日常生活面での危険。なぜそうなりがちなのか、どう予防すればいいかがイラストでわかる。
意外と危険度の高い、高齢者に見られる日常生活面での危険。なぜそうなりがちなのか、どう予防すればいいかがイラストでわかる。また熱中症や脳梗塞など、すぐに救急車を呼ぶかどうかの判別方法など、緊急の場合の対処方法も紹介。
目次
第1章 気になったらすぐチェック―今、体に起こっていること(顔色や体温がいつもと違う;血圧がいつもと違う ほか)
第2章 あるあるお困り解決―ケース別、対応と予防(歯をみがいているのに、口がくさいのはなぜ?;脱水症状になりやすいのはなぜ? ほか)
第3章 素早い対応がカギ!―急を要する病気や事故(熱中症;食中毒 ほか)
第4章 すぐにできる体操と指圧―楽しく予防、楽しく機能向上(尿失禁を防ぐには;便秘を防ぐには ほか)
著者等紹介
桑原紀子[クワハラノリコ]
「介護のプロ道場」代表。看護師、助産師、介護支援専門員、JHRS認定リフレクソロジスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
30
まず挿絵がかわいい。じいちゃんばあちゃんがお団子のようだ。もこもこぽちゃぽちゃしている老人像は癒される。可愛さとは丸さであるような気がする。私は福祉関係の仕事をしている。多少慣れてきたが、なにぶん歳を取って始めたので、業務への慣れや職場の要領ばかりに通じてきて、基本的な事柄をつい忘れがちになる。後から勉強したものはこういう事がある。これは良くない事だ。だから時折こういった本を読んで復習&再確認するようにしている。これは基本的な内容の中に感心する知識もあって、わかりやすく良い本である。お勧め。2014/12/01
こうちゃ
12
介護が必要になる前に読んでおくと、いざという時に役立つと思う。特に第3章〔素早い対応がカギ!急を要する病気や事故〕では、脳卒中・心臓病など緊急を要する病気のサインや救急車をいつ呼べばいいのかを細かく掲載。脳梗塞は発症から3時間以内、心筋梗塞は6時間以内に治療することでダメージが最小限に抑えられるらしい。2014/12/01
ヨハネス
3
自分でできるリハビリもたくさんありましたが、介護が必要なほどの高齢者にさせるのは至難の業。親不孝かもしれませんがあきらめてしまいました。これは、介護をする私たちが行うと一番効果的だと思いました。夜間の頻尿は、脚のむくみが上半身に戻るせいなので、夕食後横になりむくみを取って排尿してから寝るとよい、というのは目からうろこ。最近親が夜間に起きなくなったのは、一日中寝てばかりいるようになったせいなのかもしれません。2015/04/29
ヒラP@ehon.gohon
2
親のためか自分のためか、わかりやすい本なので、そばに置いておこうと思います。2015/02/05
ぶっちー
0
なぜ年を取ると、こんな症状が起こるのか? またその時には、どうしてあげるのがいいのか? 一つひとつ丁寧に説明してくれていて、わかりやすかった。みんな年を重ねると、いろいろなところに支障が出るが、いずれは我が身。当事者が少しでも心地よく、毎日を過ごせるように、気遣いできたらいいなぁっと思える本だった。2022/02/19