巨匠の日本画〈7〉安田靫彦―永遠の女性像 (復刻版)

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  • サイズ A4判/ページ数 123p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784055000550
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0371

出版社内容情報

代表作の「王昭君」は、近代美人画の最高傑作と評価されている。さらに「飛鳥の春の額田王」など永遠の女性像を描き、その端正な描線や色感で日本画の新生面を拓いた。その独自な画風は、実証的な歴史解釈によって、裏付けられているところに特色がある。

目次

永遠の女性像
蘇る史上のドラマ
聖と説話の世界
静謐な花と器たち
画家の目/近代日本画の巨匠たち(大巧は拙なるがごとし―鑑賞への招待 実感に貫かれた歴史画)
歴史の女神に魅せられた靫彦芸術
テーマ別作品解説
安田靫彦主要作品・略年譜

著者等紹介

安田靫彦[ヤスダユキヒコ]
明治17、2月東京日本橋で生まれる。明治29、病弱のため有馬小学校高等科を3年で中退。明治31、1月小堀鞆音に入門。同門の磯田長秋ら八名と紫紅会を結成。鞆音の師川崎千虎より「靫彦」の雅号を与えられる。明治33、今村紫紅、紫紅会に入会、会名を紅児会と改める。明治34、4月東京美術学校日本画科選科に入学するが、内容に失望し晩秋頃には退学。明治40、国画玉成会の創立に加わり評議委員に。五浦の日本美術院研究所へ招かれる。昭和19、6月東京美術学校教授となる(昭和26年11月まで)。昭和23、11月文化勲章を受章。昭和33、5月日本美術院が財団法人となり、初代理事長に就任する。昭和53、4月29日心不全のため永眠
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感想・レビュー

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amabiko

1
滋賀県立近美「遊亀と靫彦」反芻。新潮日本美術文庫と違って図版が大きく迫力がある。主要作品とくに女性を描いた作品の、顔をアップにした図版が何枚も載せられていてイイです。でも今日の午前中、本書の表紙にもなっている「飛鳥の春の額田王」を間近で独り占めして見られたことと比べたら。。。やっぱりホンモノには勝てません。2014/11/21

0
守屋大連(馬子と太子も見たかった!)、花の酔、吉野訣別(16歳の作…)、厳格で誠実で気高い画家、という印象。写実味の強い若い頃の作品をもっと収録してほしかった。歴史画という題材に惹かれただけだったけど、思いがけず良い出会いでした。すごく好き。2013/11/26

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