巨匠の日本画〈4〉菱田春草 (復刻版)

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  • サイズ A4判/ページ数 123p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784055000529
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0371

出版社内容情報

単に代表作を年代順に並べたのではなく、作家のテーマに沿って精魂の作品を中心に構成した画期的な個人画集である。4巻は菱田春草。日本画の伝統に、西洋絵画の技法を取り入れ,独自の気品のある世界を描き出した。「落葉」などかずかずの名作を残した。

目次

こころの秋
静謐な詩情
光と影が彩る四季
もの想う人々
画家の目/近代日本画の巨匠たち(迷わず王道一筋;鑑賞への招待‐日本人の絵画の実現)
菱田春草の生涯と芸術
テーマ別作品解説
菱田春草主要作品・略年譜

著者等紹介

菱田春草[ヒシダシュンソウ]
明治7年9月21日、長野県に生まれる。明治23年9月、東京美術学校入学。明治28年7月、東京美術学校絵画科卒業(第二期生)。卒業制作『寡婦と孤児』が最優等となる。明治29年9月、日本絵画協会第1回絵画共進会に『四季山水』を出品、銅牌受賞。以後、幾多の賞を受賞。明治31年4月、東京美術学校校長岡倉天心の辞職に際し、橋本雅邦らと連袂辞職する。7月、天心、雅邦らと日本美術院を創立、正員ならびに評議員となる。明治44年8月、文部省美術審査委員に任命される。9月16日、死去

河北倫明[カワキタミチアキ]
美術評論家

平山郁夫[ヒラヤマイクオ]
東京芸術大学学長・画家

小池賢博[コイケマサヒロ]
千葉県立美術館副館長
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