巨匠の日本画〈1〉竹内栖鳳―生きものたちの四季 (復刻版)

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  • サイズ A4判/ページ数 123p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784055000499
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0371

出版社内容情報

単に代表作を年代順に並べたのではなく、作家のテーマに沿って精魂の作品を中心に構成した画期的な個人画集である。その第1巻として清新の写生的画風で動植物を巧みに表現し,生きものの春夏秋冬の表情を感性豊かに描き,近代日本画の先駆となった竹内栖鳳。

目次

テーマ図版(生きものたちの四季;余情あふれる大気;見つめられる女性たち;人里の風趣)
画家の目/近代日本画の巨匠たち
竹内栖鳳の生涯と芸術
テーマ別作品解説
竹内栖鳳主要作品・略年譜

著者等紹介

河北倫明[カワキタミチアキ]
美術評論家

平山郁夫[ヒラヤマイクオ]
東京芸術大学学長・画家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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さな

1
竹内栖鳳の経歴や時代背景などが詳しく書かれていてレポート作成に非常に役立ちました。 主要作品はもちろん、マイナーな作品もある程度載っています。現代日本画に欠けている絵画への探究心のなさが栖鳳の作品を見て感じとれ、今のままではいけないと危機感を抱きました。2013/11/05

Cell 44

0
やはり動物画は素晴らしく、『斑猫』『清閑』『春雪』『惜春』『百騒一睡』などは特に私の気に入った。栖鳳は点景は補景に留まらないという。「筆端より滴る墨汁の一点は鳥であり、樹の葉であり、青苔であり、人物である」「点景人物と自然との間には最っと必然の融合と親和がなくてはならないと思う」栖鳳の描く山村や水郷の一風景を見ていると自然と人物を大きく含んだ、引いては鑑賞者である自分も風景の点景に含まれるような、不思議な感覚を覚える。一見しての姿形のみならず情感も含めた「見たまま」を描く"写生"の真髄であろう。2013/09/13

くまもちペタお

0
とても気に入りました。2019/08/10

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