出版社内容情報
創成期の国立がんセンターで看護師として勤務した著者が体験した「専門職としての看護」について明らかにする!看護学校卒業後、創成期の国立がんセンターで看護師として勤務した著者が体験した「専門職としての看護」――看護師、医師、事務職の方々をインタビューし、専門職としての看護の実態を明らかに! 著者の博士論文の一部を加筆改稿しまとめ直した力作。
関口恵子[セキグチケイコ]
内容説明
初代総婦長石本茂の下、国立がんセンター創成期の熱気あふれる看護現場の語りを、それを経験した著者自らが描く。その看護は、患者・家族に寄り添い、看護師として主体性をもち医師との対等な連携を求めて行われた。まさに看護職プロフェッションの誕生であった。
目次
第1部 創成期の国立がんセンター(日本のがん対策;創成期の国立がんセンターの概況)
第2部 創成期の看護職群像(面談者の概要;看護師達の語り)
第3部 看護職を取り巻く人達(医師達の語り;ある事務職員の語り)
第4部 がん看護の夜明け(看護が近代化、現代化する場)
資料