出版社内容情報
丹羽家123万石からの御家消滅、そして……。空論で理想を実現させた戦国最大の敗者復活劇! 第19回歴史群像大賞入賞作品。
清州会議で秀吉を支持した丹羽長秀。だが123万石の大大名になった時、丹羽家取り潰しの未来は決まってしまった!秀吉による4万石への大減封に空論で抗い、遂に理想を実現させた、新米家老・江口正吉と城郭マニアな若殿・長重による戦国最大の敗者復活劇!
【著者紹介】
1987年生まれ、栃木県出身。本作で第19回歴史群像大賞入賞。これがデビュー作となる。
内容説明
信長の家老にして「米のように欠かせぬ男」と言われた知将・丹羽長秀。だが清洲会議で秀吉を支持し、越前・若狭・加賀123万石の大封を得たとき、丹羽家取り潰しの定めは決まってしまった!長秀死後の4万石への大減封、家臣団離散の中での小田原出兵、そして、北陸の関ヶ原「浅井畷」における前田家100万石との死闘…。風前の灯火の丹羽家に残されたのは、家中も「空論屋」と呆れる新米家老・江口正吉と、城オタクで人の好い若殿・丹羽長重、そして、あまりにも大きすぎる「理想」だった!理不尽に滅封された丹羽家の若き新米主従の空論で理想を貫いた、胸熱くなる闘いの軌跡!第19回歴史群像大賞入賞作品。
著者等紹介
簑輪諒[ミノワリョウ]
1987年生まれ、栃木県出身。「うつろ屋軍師」で第19回歴史群像大賞入賞。加筆・修正を加えた単行本『うつろ屋軍師』がデビューとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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