出版社内容情報
201X年、ついに尖閣諸島をめぐり日中間で戦端が開かれるが、日本、中国、そして米国の思惑が絡み合って事態は思わぬ展開に!
201X年、尖閣諸島をめぐって日中は一触即発の状況にあった。日本は自衛隊の特殊部隊を尖閣に送り込むが、中国の真の狙いは南西諸島を足掛かりにした台湾への侵攻だった!ついに戦端が開かれるが、日、中、そして米の思惑が絡み合って事態は思わぬ展開に!
内容説明
「打倒、小日本!」中国東海艦隊出撃!!201X年、尖閣諸島はついに灼熱の劫火に包まれた!!!近未来戦記シミュレーションの白眉!
著者等紹介
中村ケイジ[ナカムラケイジ]
陸上自衛隊少年工科学校(現・高等工科学校)および海上自衛隊一般曹候補生学生を経て、海上自衛隊第一術科学校に進む。第5回歴史群像大賞奨励賞を機に小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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がんぞ
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今年6月刊。月刊ムーの学研だが、この小説はリアル。中国側が「小日本」となめてかかるのがちょっと変だが《民意》はそうだろう。尖閣付近上空で日本哨戒機が中国艦船の威嚇射撃のつもりの砲撃で破損し、『制御不能』と打電してからカミカゼ攻撃で艦船60人を死亡させる。一ヶ月後《報復》に地上部隊を上陸させようと…。最後は米軍介入。中国では「警備船が尖閣に近づいた日本船を撃退した」と報じられているそうだが、領有にまったく何の根拠もない狂った主張に日本が譲る可能性はない。遠い将来にでも真実を認める指導者は出現するだろうか。2013/12/06