学研のヒューマンケアブックス<br> 先生、親の目線でお願いします!―保護者の本音を知れば特別支援教育は変わる

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学研のヒューマンケアブックス
先生、親の目線でお願いします!―保護者の本音を知れば特別支援教育は変わる

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054054295
  • NDC分類 378
  • Cコード C0337

出版社内容情報

障害児の母親の目線で、等身大の想い、教師、学校に対しての率直な意見を、他の保護者の事例も交えながらわかりやすく書き記す。

障害児の母の目線で、さまざまな保護者の事例を取り上げながら、教師・学校に対しての率直な意見や親としての思いを綴る。保護者と教師の間にあるギャップを埋め、一緒に子どもの幸せのためにできることは意外とシンプルなことだとわかる。

【著者紹介】
三女の知的障害をきっかけとして、障害児の教育現場、福祉現場、障害児家族の取材を進める。東洋大社会学部福祉学科非常勤講師・聖学院大学人間福祉学部児童学科非常勤講師。

目次

親が教師に不信を抱くとき
たかが言葉、されど言葉
保護者が求める専門性
親にとって教師が敵になるとき
信頼をつむぐ個別指導計画
自己満足でない家族支援
信頼を失わない学校の危機管理
価値観の転換で障害を受容
子どもへの教師の思い込み
元気が出る保護者会・面談
わかっていることの違い
「いっしょにいて当たり前」の共生社会へ
ちょっと待って!その発言は変じゃない?

著者等紹介

海津敦子[カイズアツコ]
東洋大学社会学部・聖学院大学人間福祉学部非常勤講師。1961年生まれ。共立女子大学卒。1983年テレビ朝日入社。報道局勤務を経て退職後フリーに。三女の知的障害をきっかけとして、障害児の教育現場、福祉現場、障害児家族の取材を進める。障害児の家族へのケア、保護者との連携、子育て支援をテーマに講演、執筆をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さなごん

3
長らく積ん読で途中まで読んで止まっていましたがようやく読了。読んでいて苦しい。わかる部分もあり、そうじゃないよと反論したい部分もあり、難しい。2014/01/07

よし

2
保護者の目線からの、教員、学校へ伝えたいこと。例にあげられている教員は確かにひどい方が多いかな。でも、教員の中では、同じように思っている部分はあるし…子どもにたいしても保護者に対しても、誰に対しても相手を尊重していきたいと思いました。2016/02/28

くま

1
社会生活の中で、障害のある人とない人を分けないのに、なぜ学校は…という内容に、言われてみればホントにそうだなと思った。みんなが安心して一緒に過ごす街、実現したいですね。まずは自分の地域から…。2013/03/21

Shoko

1
保護者の気持ちを少しでも知ることができたら、と手に取った一冊。うーん、ホンネが書かれてる。正直、「え、そこまで…」と感じる意見もあった。でも、相手もこちらも自分の立場を主張するだけなら永遠に平行線。お互いが納得して前に進めるためにはやはり対話が必要。特に支援者である教員側が、しっかりと聴く姿勢をもつべき。2012/11/06

とろけねこ

1
保護者の希望=わがままではないことは分かっている。誰もがそれぞれに、根拠があって言っているのだということも。だからこそ、教師側の“障害者だから”という諦めやひとくくりも、保護者側の“もっと支援を”という勢いも、どちらも違うような気がするんだ。自分がどんな考えを持つか、またそれをどのようにして説明するか、他者の意見をどう取り入れられるか、意識しないといけないことは、たくさんある。2012/10/09

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