学研のヒューマンケアブックス<br> 発達障害 工夫しだい支援しだい―私の凸凹生活研究レポート〈2〉

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学研のヒューマンケアブックス
発達障害 工夫しだい支援しだい―私の凸凹生活研究レポート〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784054050495
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3047

出版社内容情報

アスペルガー症候群の筆者の人気書籍第二弾。発達障害ゆえの凸凹生活ぶりを紹介し、その理由や前向きな対処も解説している。

大人になってアスペルガー症候群と診断された著者の人気書籍第2弾。発達障害が引き起こす凸凹エピソードなどを漫画とともに紹介。なぜ苦手なのか、どうしたら対応できるのかを分析・解説する。発達障害だからできることを考える当事者どうしの対談も必読。

【著者紹介】
成人になってからアスペルガー症候群と診断された。同じような思いをしている当事者に前向きになってほしいと、自身の経験や考えを語るブログ「私はアスペルガー症候群でしーた♪」を始める。

内容説明

無理せずあきらめず、自分らしい生活を送るためのヒント。監修者コメント、当事者対談、当事者から支援者へのQ&Aなど、発達障害の理解とサポート。困っている人、発達障害当事者の目線で語る特性と支援を綴った4コマ漫画エッセイ。

目次

1章 苦手なことは工夫でカバーする(過集中による誤解を防ぐ;「のちほど連絡します」と言われたけど;初めては怖い!;手先が「不器用」は間違い?;書くことと理解することは別問題;一言めが聞き取れない;パニックスイッチのONとOFF;梅永雄二のちょっと一言)
2章 自分に合った管理術をさがす(ポイポイ放り込むのはイヤ!;ゴミを出し忘れる;片づけをいかに「めんどくさい!」と思わせないか;片づけを習慣にするためには;時間が余ったらどうする?)
3章 気持ちの理解は難しい?(頼まれると断れないのはなぜ?;人を信じるって難しい;オーバーワークが「普通」だと思っていませんか?;メールを打ちきるタイミングって?;どうして対立してしまうのか?;「しまった!」と思ったときのお助けフレーズ)
4章 自己肯定感を土台にする(「普通」でいられる世界をさがす;不安定な自己肯定感;自己肯定感は揺るぎ無い安心感から;先生のひと言の大きさ;小さな才能も組み合わせしだい;診断名は免罪符ではない;支援の拡充のポイントは「Win-Winの関係」)
5章 当事者の目線と疑問(当事者対談「私たち、発達障害と楽しくつきあってます」;当事者が支援者に聞きたいQ&A;私たちにできること)

著者等紹介

しーた[シータ]
1971年生まれ。大学院在学中にうつ病を発病し中退。塾講師などを経て、システムエンジニアとして入社したが、うつ病で休職し、アスペルガー症候群の診断を受ける。その後、アメーバブログで『私はアスペルガー症候群でしーた』を開始。その後、主治医、職場の臨床心理士、会社の人事と上司の支援もあり復職

梅永雄二[ウメナガユウジ]
宇都宮大学教育学部特別支援教育専攻教授、教育学博士、臨床心理士。主に、発達障害の人の社会参加、自立に関する研究を専門としている。とりわけ、自閉症スペクトラムの人たちに対する支援については、米国ノースカロライナ州で実施されているTEACCHプログラムにもとづいて、学校教育、企業、支援者などへの啓発活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。