出版社内容情報
昭和二十年終戦当日、玉音放送後に飛び立った最後の特攻隊。それを見届けた偵察機搭乗員の手記が明かす真実とは!?
昭和二十年終戦当日、宇垣纏中将の最後の特攻を目撃した偵察機搭乗の中尉が残した謎の手記が存在した。偵察機搭乗員が明かした宇垣特攻の真実とは? なぜ、この手記が一顧だにされないのか。戦後置き去りにされてきた終戦時最大のミステリーに挑む!
内容説明
昭和二十年八月十五日―終戦当日、第五航空艦隊司令長官・宇垣纏中将が自ら率いて大分基地を飛び立った艦上爆撃機「彗星」十一機からなる最後の特攻隊。この最後の特攻には目撃者が存在した。その名は偵察機「彩雲」搭乗員、金子甚六中尉。金子中尉が遺した謎の手記、そしてそれが明かす宇垣特攻の真相とは?また、何故この手記は一顧だにされないのか。歴史に埋もれてしまった終戦時最大のミステリーに挑む。
目次
第1章 忘れ去られた幻の手記
第2章 死界への鹿屋基地
第3章 特攻の道案内「彩雲偵察隊」
第4章 宇垣五航艦、鹿屋を放棄
第5章 大分基地
第6章 「終戦詔書」発表前夜の謎
第7章 終幕を演じる宇垣特攻隊
第8章 金子中尉の正体
終章
著者等紹介
太佐順[タサジュン]
1937年鹿児島県生まれ。週刊誌記者、PR誌編集、出版社等に勤務。「新潮」「すばる」他の文芸誌に作品を発表。「季刊藝術」に掲載した『父の年輪』で第71回芥川賞候補になる。日本文芸家協会・歴史時代作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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