内容説明
株式会社「味美」に勤める安曇大輔は、これまで門外漢であった“会計”の知識のなさを上司から問われ、少しゲンナリ。ウサを晴らそうと部下の美人社員・竹中詩織といっしょに行きつけのバーに入ったとき、今や会計士となった安曇の幼なじみ・高寺浩昭と偶然会う。そこで高寺から聞かされたのは、上場企業による「会計操作」ともいうべき奇妙な決算書トリックだった…。財務3表(損益計算書・キャッシュフロー計算書・貸借対照表)の“本当の”読み方がマンガですぐにわかる。
著者等紹介
勝間和代[カツマカズヨ]
東京都出身、1968年生まれ。経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。現在、株式会社監査と分析取締役、内閣府男女共同参画会議議員、中央大学ビジネススクール客員教授として活躍中
柏葉比呂樹[カシワバヒロキ]
北海道出身、1975年生まれ。2007年、『甲子園スーパースター名勝負K・Kコンビ終わらない夏』(双葉社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pacino
4
まず、ROEが高くともROAが低い企業には近寄らない。これだけで不誠実な企業とかなり距離をとれるんじゃないかと思う。また業績予想が強気ではなく、下方修正が頻繁ではない、という事も重要だと思う。怪しいと思う程度の企業とはそもそも距離をとることが重要。投資する場合は尚更です。特損は費用の先食いで業績をジャンプアップさせる、のれん償却の定率と定額の違い等、勉強になります。しかし、マンガ化によって品がかなり下がっていると感じます。絵の乱れや意味のないパンチラなどなど。2021/03/20
GameMogmo
2
タイトル通り決算書の説明ではなく裏がある決算書を読み解く漫画でした。悪用方法を学ぶ事で実践的に用語の意味が分かりました。本書を元に決算書を読んでみます。2020/04/26
kobii
1
★★☆☆☆2021/12/19
K
1
ぜんっぜんわからんけど漫画だし解りやすいと思った…。うちの会社の決算書でも分析してみるか…2016/02/16
ハセ
1
漫画なので立ち読みとかでもぱぱぱーっと眺められる。大学一年生の教養科目とかはこう言うの使った方が興味持つ人も出ていいんじゃ無いかな。下らないって思う人もいるだろうけど、食わず嫌いで辞めてしまう人をカバー出来るってのも見逃してはならない。何よりつまんなそうな財務諸表からどんなことが読み取れるのかが明確だから勉強のモチベーションも出るのでは?それにしても勝間和代は変な本書かないで得意な物だけ書けばいいモノをと思いました。 2010/10/13