内容説明
有名場面と神さま事典でつづる日本神話の世界。
目次
巻頭カラー 『古事記』の舞台
『古事記』に見る日本の神々と古代天皇の系譜
1 『古事記』の世界(『古事記』とは何か;天地のはじまり ほか)
中カラー 日本の神々の姿
2 日本の神々(記紀に登場する神々(造化三神;国之常立神 ほか)
神になった人々(応神天皇;柿本人麿 ほか))
著者等紹介
吉田邦博[ヨシダクニヒロ]
文筆家。1958年、福岡県生まれ。駒澤大学仏教学部卒業後、國學院大學神道學専攻科修了。原始仏教から神道学、宗教学全般にわたるテーマを中心に、執筆活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蔓下 寝夫
2
建国記念日なので。各エピソードとしては知っていたが改めて。解説が分かりやすい。神が生まれすぎる。2015/02/11
リグレット
2
最近、鬼灯の冷徹とかぎんぎつね、ノラガミなどを読んでいて日本神話とか日本の神様に興味を持っていたので読んでみた。色んな神様のエピソードの裏に隠された真意等が面白かった。これを踏まえると昔話などにも裏に真意があるのかなと思ってワクワクした。話は少し脱線するが、祖父の家が神道で田植や稲刈り、恵比寿講などで事あるごとに神棚にお供え物なんかをしていたのを思い出した。2014/08/12
michu
0
日本人として知っておいて良いと思うネタに、正月というベストタイミングでトライ。しかし、神々の名前の難しいこと、難しいこと。京極夏彦の「狂骨の夢」と「絡新婦の理」を読んでいたのが助けになった。というか、知ってる名前に出会えて楽しめた。むしろ京極作品の理解が深まった感じです。2011/01/04
Angelina
0
イザナミ、イザナギや天石屋戸開きにヤマタノオロチ、何となく知ってたけど詳しくは知らないエピソードがぎっしり。500円のムック本としてはかなりの充実感。しかし、日本って本当に八百万の神々なのねぇ、あまりの数の多さと神様らしくない変なエピソード多過ぎて笑えます。聖書物語などとは違いがありすぎて西洋などとの文化のルーツの違いをつくづく感じます。神話と言うより、当時の為政者による史書であると言うなれば、妙に血なまぐさいエピソードが多いのも頷けます。2010/03/30
槿
0
500円本とは思えない、内容の濃さ。2009/11/22