内容説明
決戦兵器「銀鯨」により対米講和を実現させた有限会社迅雷計画だったが、世界大戦は終わらなかった。迅雷計画よりも、さらに未来の科学技術を持つナチスドイツは英米本土を攻撃し、その魔手はインドからヒマラヤ山脈へと伸びていた。ナチスの目的は、チベットに“時穴”を造り出すこと!?―それは、地球に未曾有の災厄をもたらすものであった。全世界を救うため、迅雷計画はナチスドイツとの最終決戦に挑む。だが、本当の危機と真の強敵は、予想外のものだった…。迅雷計画創設者・巻史郎が最後に下した究極の決断とは―。
著者等紹介
佐原晃[サハラアキラ]
1965年1月和歌山県生まれ。和歌山高専卒業。メカニック全般に強いライターとして兵器解説やコミック原作など精力的な執筆活動をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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