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永遠のJ‐ポップ―リレー音楽白書

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054024458
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

日本のポップスは何処から来て何処へ行くのか?「バラが咲いた」「思い出の渚」「帰ってきたヨッパライ」「恋人よ」。フォークとポップスの黎明期からニューミュージックの誕生まで、決定的な役割を果たした音楽家4人の証言によるJ-ポップ進化の歴史。   

内容説明

あの時、ぼくらの歌が生まれた。心から笑い、心から泣き、心から歌った時代…。

目次

第1章 カレッジ・フォークの時代(イエロー・バード;七つの水仙 ほか)
第2章 GSの時代(加瀬邦彦の証言;クロップ・オブ・コーン ほか)
第3章 フォークルの時代(加藤和彦の証言)
第4章 GSの時代(リプライズ)(ラブサイン;マイ・ガール ほか)
第5章 ニューミュージックの時代(五輪真弓の証言;今日の日はさようなら)

著者等紹介

島敏光[シマトシミツ]
1949年6月22日、鎌倉生まれ。1970年にホリプロにスカウトされ、東京12チャンネル(テレビ東京)の「集まれ!ジャポップス」でタレントとしてデビュー。2年後、従兄の黒沢久雄と事務所を設立。その後、司会、映画評論、エッセイ等、幅広い分野での活躍を続ける。2004年3月、10年ぶりに新バンド“島敏光&ザ・ガラパゴス”を結成

マイク真木[マイクマキ]
1944年4月27日、東京生まれ。学生時代にモダン・フォーク・カルテットを結成。カレッジフォークの一端を担う。グループ解散後、1966年「バラが咲いた」でソロデビュー。和製フォークの第1号としてビッグヒットとなる。現在は、ライブ、ディナーショーに出演する一方、トレンディー・ドラマ「ビーチボーィズ」「傷だらけのラブソング」等で独特の存在感で人気を博し、俳優としても活躍中

加藤和彦[カトウカズヒコ]
1947年3月21日、京都生まれ。1960年代に「ザ・フォーク・クルセダーズ」を結成。「帰ってきたヨッパライ」「悲しくてやりきれない」等、数々の大ヒットを放ち1968年に解散。1973年には「サディステック・ミカ・バンド」を結成。その後歌手、作曲家として活躍する一方、映画音楽、スーパー歌舞伎や舞台の音楽監督を手がける、日本を代表するサウンドクリエーター。日本アカデミー音楽賞2回受賞

加瀬邦彦[カセクニヒコ]
1941年3月6日、東京生まれ。キャノンボール、スパイダーズ、ブルー・ジーンズ等のバンドを経て、1966年、ザ・ワイルド・ワンズを結成。デビュー曲の「想い出の渚」がビッグヒットとなる。1971年に解散後、作曲家、プロデューサーとして活躍する。沢田研二の「危険な二人」「TOKIO」等、約700の楽曲を世に送り出す。1981年ワイルド・ワンズを再結成。現在も精力的にライブ活動も続けている

五輪真弓[イツワマユミ]
1951年1月24日、東京生まれ。1972年、「少女」でデビュー。カルフォルニアでレコーディングされたファースト・アルバム『五輪真弓/少女』が話題になる。1977年、フランス語と日本語によるベスト盤『MAYUMI』がフランスでヒット。1980年、「恋人よ」を発表。日本レコード大賞の金賞に耀く。1996年発表アルバム『21世紀』以来、子育てを中心にした生活で活動をセーブしていたが、2004年4月に8年振りのホールコンサートを開く。日本を代表するシンガー・ソングライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

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著者と同じく、自分も思い出の中に生きているタイプの人間の様だ。この本で4人のミュージシャンと著者が語る時代は、私が物心つくかつかないか、の時期からはじまる。記憶の底から様々なイメージが呼び起こされ、一緒に諸々の思い出も蘇ってきた。登場人物では、親の七光りの青臭いタレントだと思っていた黒澤久雄、今一つよく分からなかった五輪真弓について、多少理解できた気がする。しかし、通読して最も心に残ったのは、これ程の葛藤を抱えながら、芸能界で生き延びてきた著者の心情であった。2014/05/25

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