出版社内容情報
知的な遅れがなく、言語のある自閉症の人々、アスペルガー症候群、高機能自閉症と呼ばれる人々はかつて殆ど知られることがなかったが、社会に出てから通常の人とのコミュニケーションの困難から様々な問題があった。彼らへの理解と実践的な支援を集めた本。
内容説明
翻訳書でも医学書でもありません。アスペルガー症候群や高機能自閉症の子どもたちの教育や療育に、日々携わる人々が理解とサポートについてポイントをしぼって分かりやすく解説した実践書です。手記や座談会も交え、幼児期から就労期までの成長を見すえた多角的な内容です。
目次
第1章 「アスペルガー症候群」ってなんだろう?(アスペルガー症候群と高機能自閉症;アスペルガー症候群と高機能自閉症の幼児期の特徴―幼児期に早期発見をするには;アスペルガー症候群と高機能自閉症の学童期の特徴―事例を通して見るその特徴と学校での対応 ほか)
第2章 指導や支援の具体的な手だては?(通常学級での指導―学校生活のささいなことがつまずきの種となる;養護学校での指導―パニック、トラブルのA君が転入して;児童・生徒への学習指導―無理なく楽しい学習をするために ほか)
第3章 つまずきへのサポートはどうしたらいいの?(児童・生徒の問題行動への対応―指導することよりも本人の成長を待ってみよう;児童・生徒への教育相談所における対応―障害をもつ子、そしてその親への援助体制;青年期を支えるスキルトレーニング―児童期から思春期への成長を支えるプログラム ほか)
著者等紹介
杉山登志郎[スギヤマトシロウ]
あいち小児保健医療総合センター心療科部長兼保健センター長
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