出版社内容情報
サメにおそわれて前あしにひどいキズを負ったウミガメを、多くの人たちの協力で再び泳げるようになった感動のノンフィクション。
サメにおそわれて前あしにひどいキズを負ったウミガメを、多くの人たちの協力で再び泳げるようになった感動のノンフィクション。素材や形を工夫しながらおよそ5年をかけてようやく完成した人工ヒレで、ウミガメ悠ちゃんは以前の泳ぎを取り戻すことができた。
内容説明
「うわぁ、カメの前あしが、がっぽり食いちぎられているぞ。」漁師さんのあみにひっかかっていたのは、前あしが食いちぎられた、アカウミガメでした。サメにおそわれた直後のようで、きず口からは、まだ血が流れていました。「ひどいきず!」「ここまでかまれるなんて…。」きずをちりょうしたあと、一度はそのまま海に帰そうとしたのですが、短い前あしでは元のようには泳げません。そこで多くの人の協力のもと、ウミガメの人工ヒレを作るプロジェクトが始まったのです。
著者等紹介
中谷詩子[ナカタニウタコ]
埼玉県生まれ。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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