出版社内容情報
平成十八年、一匹の子犬が絶壁の崖にとりのこされ、人の手によって救われた。この物語は、この犬のその後の物語である。
平成十八年十一月、一匹の野犬、がけっぷち犬が絶壁の崖にとりのこされ、人々の手によって救われた。ただ、本当の救助はその後に秘められていた。本書では、がけっぷち犬のその後の物語を通して、殺処分や保健所などの現状を紹介し、「犬の幸せとは」を問う。
【著者紹介】
児童ノンフィクション作家。主な著書は『犬たちをおくる日』、『命のバトンタッチ』など。犬や猫など、身近なペットの命をテーマに、子どもや大人に向けて数多くの講演を行い、作品を執筆している。
内容説明
平成十八年十一月、一匹の野犬「がけっぷち犬」が、急斜面のがけにとりのこされた。多くの人の手によって救われたが、その後、おだやかな生活を手に入れたわけではなかった…。
目次
第1章 野犬たち
第2章 がけっぷちの犬
第3章 レスキュー隊出動
第4章 新しい飼い主
第5章 りんりん、野犬にもどる
第6章 命の行方
第7章 こぼれ落ちた「命」
第8章 それぞれの思い
著者等紹介
今西乃子[イマニシノリコ]
大阪府岸和田市生まれ。シンガポールホテル勤務、航空会社広報担当などを経て、児童書のノンフィクション作家に。作品執筆以外にも、全国の小・中学校などで「命の授業」という講演会を展開している。『ドッグシェルター』(金の星社刊)で第36回日本児童文学者協会新人賞を受賞。日本児童文学者協会会員。特定非営利活動法人動物愛護社会化推進協会理事
浜田一男[ハマダカズオ]
千葉県市原市生まれ。東京写真専門学校(現東京ヴィジュアルアーツ)Tokyo Visual Arts卒業。1984年にフリーとなり、1990年写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選。現在、企業広告・PRおよび雑誌『いぬのきもち』(ベネッセコーポレーション)などの撮影をてがける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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