出版社内容情報
大きな禍が起こるという逢う魔が時に、子どもたちのまわりで起こる5つのふしぎなお話。そのとき彼らは……。
4年生の洋介は、自分が太鼓をたたく発表会に母が来られなくなったことを知って、家を飛び出してしまう。むしゃくしゃしながら歩いた道の先は、来たこともない空間だった。逢う魔が時に、子どもたちのまわりで起こる5つのふしぎなお話。
【著者紹介】
広島市生まれ、広島市在住。「雪の翼」で第20回ゆきのまち幻想文学賞長編賞受賞。著書に『雪ぼんぼりのかくれ道』(国土社)。日本児童文芸家協会会員。天の川同人。
内容説明
夏休み、麻子は祖母の家のうらの森に足を踏みいれた。行っちゃいけないといわれていた森だった。太陽はしずんだけれど、まだ明るい。ハスにおおわれた池で花をつもうとした麻子の前に、とつぜん少女があらわれる。少女との出会いによって、麻子がそれまで知らなかったことがつぎつぎと明らかになって…(第二話・白い月)。逢魔が時に起こる五つの不思議なものがたり。
著者等紹介
巣山ひろみ[スヤマヒロミ]
広島市生まれ。「雪の翼」で第20回ゆきのまち幻想文学賞長編賞受賞。著書に『雪ぼんぼりのかくれ道』(国土社)。日本児童文芸家協会会員。天の川同人
町田尚子[マチダナオコ]
絵本作家。東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。