出版社内容情報
ケイくんは商店街のお肉屋さんのポテトサラダが大好物。毎週お金をにぎって買いにくるんだけど、今日はどこか元気がなくて……。
ケイくんは商店街のお肉屋さんのポテトサラダが大好物。でも近くにスーパーの出店ができて、お肉屋さんはついに店じまいを決心。そこにケイくんのお母さんが現れて、「ぜひお店は続けて」と。実は、ケイくんは重い病気で入院中だった。
【著者紹介】
神奈川県に生まれる。『ジンとばあちゃんとだんごの木』(あるまじろ書房)で第20回ひろすけ童話賞受賞、『天風の吹くとき』(国土社)で第57回青少年読書感想文コンクール小学校高学年の課題図書に選定。
内容説明
ケイくんは商店街のお肉屋さんのポテトサラダが大好物。でも近くにスーパーの出店ができてお肉屋さんは大ピンチに。そのうえ、もっとたいへんなことが…。
著者等紹介
福明子[フクアキコ]
1957年、神奈川県に生まれる。『ジンとばあちゃんとだんごの木』(あるまじろ書房)で第20回ひろすけ童話賞受賞、『天風の吹くとき』(国土社)で第57回青少年読書感想文コンクール小学校高学年の課題図書に選定
江頭路子[エガシラミチコ]
1978年福岡県生まれ。MJイラストレーションズ8期生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら@真面目にダイエット中
11
子供向けだからすぐ読み終わっちゃうけど、いい話。ポテトサラダ食べたくなった!お肉屋さんのコロッケも!2016/05/17
まげりん
2
私もおいしいポテトサラダが食べたい…。ちょうど近所のお店が後継者不足で閉まってしまった時に読みました。100gとへらちょっとっていうのが個人のお店のいいところですね。「お手伝い偉いね。コロッケおまけしてあげるよ」なんてやりとりを子供達にもさせてあげたいなぁ。と思うが、増えるのは画一的なコンビニばっかりだ。つまんねぇ。2013/11/30
mizu-co
2
ちっちゃいこどもが、「おいしいポテトサラダをありがとう」ってお店の人にブタのぬいぐるみをプレゼントするところがすごく好きで。そのあたたかい感じのまま最後まで読めました。おいしいポテトサラダが食べたくなります。2012/08/11
カヤ
1
そのお店のポテトサラダが大好きで、お小遣いでぬいぐるみ買ってプレゼントってだけでもいい話なのに、その後も辛いことがありつつも文句なしのハッピーエンド。元気でる。2018/12/12
てるあき
1
駅前商店街がどんどん潰れていく中、ケイ君が毎週100gのポテトサラダを買っていく。お肉屋のおじいちゃんは、お客さんに見えないように少しオマケをする。いつでも店を畳む覚悟はできている。ある日、ケイ君が来なくなり閉店を考えた。しかし、ケイ君が退院するまではと思い直し、おばあちゃんと二人で頑張り続ける。退院の日に、ケイ君は自分で書いたチラシを一生懸命配った。しかし、時の流れは止められない・・・。今の時代を反映している。2014/08/01