ローズの希望の魔法―病気の魔女と薬の魔女

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ローズの希望の魔法―病気の魔女と薬の魔女

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784052035036
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

病気の魔女と薬の魔女の闘いを通して、病気の恐ろしさと、正しい予防や治療の重要性を幅広く伝えるための創作ファンタジー。

病気を広げようとする病気の魔女と、病気を食い止めようとする薬の魔女が闘う創作ファンタジー。1340年代ヨーロッパを恐怖におとしいれるペストの魔女と、小さい魔女ローズ、アン、サラの奮闘、ジェーン姫によるボルドーの町の復興への歩みをえがく。

【著者紹介】
医学博士、現役ウイルス学者。新型インフルエンザ対策の最前線で活躍。マスコミを通じ知識普及にも熱心に取りくむ。日本ペンクラブ会員。「感染症は世界史を動かす」「新型インフルエンザH5N1」など著作多数

内容説明

14世紀の中世ヨーロッパをおそうペストの魔女。だがローズたちは負けない。小学生から必読。ウイルス研究者岡田晴恵書き下ろし。病気の医学、薬の科学の歴史をえがく物語。

著者等紹介

岡田晴恵[オカダハルエ]
共立薬科大学薬学部大学院修士課程修了。順天堂大学医学部大学院博士課程中退。ドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所留学。国立感染症研究所ウイルス第三部研究員を経て、現在、21世紀政策研究所シニア・アソシエイト。医学博士。専門は感染免疫学、ワクチン学、ウイルス学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おはなし会 芽ぶっく 

11
シリーズ最終巻(まだ先は続くかな?と期待)。ローズ・サラ・アンが同級生のまままた違う時代へ。今回戦うのはペストの魔女。黒死病の話は出てくるが特に特効薬の話ではなく、あとがきにあるように3.11東日本大震災からの復興も願うおはなし。数々の伝染病から立ち直ったヨーロッパの歴史。それゆえに希望をもって戦おう!世界で困難に立ち向かっている今こそ!2020/05/04

伶夜

9
本は心のホスピスじゃ。(本文より)2019/12/09

ゆたこまち

3
続き物なのに、何故かこの一冊しかない図書館。残念。 小さな魔女が3人。それぞれ先生となる魔女に選ばれて勉強をします。 召使いの魔女。図書館の魔女。ワインの魔女。魔女なんだけど、人間には魔女とばれないように生活して長い年月の知識で人間をサポートしてます。 病気の魔女も存在感します。今回はペストを大流行させます!けどこの病気の魔女も人間になにかをわからせたい。くだらない事ばかりの人間に罰を!的な。 そして、小さな魔女はこのペストから大切なものを守ろうと頑張ります。魔法はあまり出てこない。 2018/04/29

涼香

1
たぶん、前作があるんだろうなぁと思いながらも借りてきたし……と読みました。前の巻を読んでると楽しめるけれど、読んでなくても問題なく読めました。現実に起こった出来事を、ファンタジーの要素を加えて、物語として読めるので、とっつきやすいかも。これを機に、実際の歴史を探ることもできるし、大人も勉強になります。敵対してない部分も善悪で割り切れない関係があることも感じられます。前の巻も読みたいなぁ。2013/10/13

alicemile

0
今回はペスト。薬もなく、ただただ広がっていくのがこわかった。ジョアン王女やハーメルンの笛吹少年とかのエピソードも興味深い。このシリーズは、流行させすぎて美しさを失って反省するペストの魔女とか、病気の魔女に助けられたことに感謝して上等のワインを毎年サバトで贈っているワインの魔女とか、病気の魔女が絶対悪になってなくて、善悪で割りきれない関係ってのがいいんだよねぇ。2015/09/19

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