出版社内容情報
小笠原の貴重な海鳥の命も、それをおそうノラネコの命も両方大事。両方救いたい。多くの力を合わせノラネコ捕獲活動が始まった!
小笠原の貴重な海鳥がおそわれている。犯人は野生化したネコ。野鳥を守るためにノラネコは処分しよう、という意見に「鳥の命もねこの命も大事です。両方を救いましょう」という獣医師のことばで、小笠原のノラネコを本土へ引っこしさせる捕獲活動が始まった!
【著者紹介】
主な著書は「犬たちがくれた音 聴導犬誕生物語」「左手がなくてもぼくは負けない!」など。ハンディキャップを持つ人のこと、動物保護、戦争、環境など「命」をテーマにした児童向けノンフィクションを取材執筆中。
内容説明
小笠原にやってくる貴重な野鳥がおそわれている。犯人は、野生化したネコ。「野鳥を守るために、凶暴なノラネコは処分するしかない…」という意見に、「鳥の命も、ノラネコの命も大事です。両方を救いましょう」という、獣医師のことばで、小笠原のノラネコを東京本土へ引っこしさせる捕獲作戦が始まった。
目次
第1章 犯人はだれだ?
第2章 つかまったトラネコ
第3章 ほんとうに飼いならせるのか
第4章 父島での活動も始まった
第5章 世界遺産を目ざして
第6章 ノラネコたちの引っこし先
第7章 ねこ待合所
第8章 南崎にカツオドリがもどる日
著者等紹介
高橋うらら[タカハシウララ]
東京都生まれ。日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会会員。子どもの本・九条の会運営委員。ハンディキャップ、動物保護、戦争、環境問題など「命」をテーマに児童向けノンフィクションを取材執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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