内容説明
うめのきやまのおばあさんが作った、大きくてすっぱそうな7つぶのうめぼしくん。ところが、うめぼしくんがなぜか町へやってきてしまったからさあ大変!町のどうぶつたちが、いちごやプチトマトとまちがえてうめぼしくんを食べてしまい、町は「すっぱいぶう!」「ちゅっぱい!」と大騒ぎに…。
著者等紹介
わたなべあや[ワタナベアヤ]
1978年東京生まれ。武蔵野美術短期大学グラフィックデザイン科卒業。在学中より絵本の制作をはじめ、卒業後は絵本創作ワークショップで学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
64
梅干し好きな娘のため、今週は梅干し特集。おばあちゃんが精魂込めて作った梅干しを、うっかり者のキリンの郵便屋さんが誤配してしまうお話。おかげで、イチゴケーキのイチゴの代わりに梅干しがのせられたり、八百屋のプチトマトに梅干しが紛れ込んだりと、大騒ぎに。娘はなぜか「かぞえたい」と、絵の中の梅干しを数えるのにご執心。一緒に指差しながら、最初のページに42個の梅干しを数え上げた。「42個もあったねえ」というと「食べたいねえ」という感想。どんだけ梅干し好きなんだ。2015/10/04
ポラリス
13
7人のうめぼしくん達の冒険絵本。ショートケーキの上に乗ってみたり、プチトマトに紛れてみたり愉快で可愛いお話でした。うめぼしくんを食べた動物達の反応がダイナミックで、見ていると口の中がすっぱくなります(笑)種になったうめぼしくん達のその後を想像するのも楽しいかも。2017/07/20
そうさん
12
4歳8ヶ月。表紙の横断歩道の絵を見て、読む気満々に。梅干しはまだ食べたことがないので、いまいちよく判っていないが、酸っぱいということだけは理解しているよう。可愛い絵本だった。2019/03/20
遠い日
11
うめぼしくんたちの冒険。ひょんなことから町へ連れて行かれたうめぼしくんたち。いろいろな騒動に巻き込まれ、すっぱいと騒がれ、たいへんな目に合いながら一つ一つお別れするはめに。最後のうめぼしくんの幸せそうな顔が救い。2015/04/26
そうさん
9
5歳6ヶ月。うめぼしは食べられないけれど、表紙の横断歩道を渡るうめぼし君の絵が描きたくて、持ち出してきたらしい。久々に読んだけれど、楽しかったようで、おとなしく聞いていた。2020/02/10