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内容説明
日本から韓国へ渡った最初のゾウは、「島流し」になって死にました。二番目に渡ったゾウは、戦争のために殺されました。サクラは、三番目に日本から韓国へ渡ったゾウなのです。どうか、しあわせなゾウになってほしい!第一回子どものための感動ノンフィクション大賞最優秀作品受賞作。
目次
1 名前はサクラ
2 最初に渡ったゾウ
3 動物園につくりかえられた王宮
4 ソウル大公園へ
5 サクラはどれだ
6 タイからきた「養子」
7 韓国初の女性ゾウ飼育係
8 韓国の担当飼育係に会う
9 サクラを「しあわせなぞう」に
著者等紹介
キムファン[キムファン]
1960年、京都市生まれ。児童文学作家。『サクラ―日本から韓国へ渡ったゾウたちの物語』が第一回『子どものための感動ノンフィクション大賞』(日本児童文学者協会・主催)最優秀作品を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミニすけ
1
ソウル大公園にいるアジアゾウの「サクラ」を知りたくて読んだ。これは2007年に出版されたのだけど、動物園においてインターネットは機能してなくて調べるのが大変そうだ。また、桜に対して韓国人が植民地時代を想起させるということに悲しくなった。しかし韓国に渡ったあとも名前は「サクラ」のままで、なんといっても、今も元気に暮らしているのがうれしい。2023/08/18
航輝
1
図書館本 日本から韓国に友好のために渡った三頭のゾウの話 記者が取材したり調べたことの事実をまとめた一冊 桜の印象が日韓で違うということに驚愕 2021/04/15