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内容説明
凪沙が倒れたと知らされて、急ぎ病院へと向かった古城。そんな古城たちの前に現れたのは、先代の第四真祖アヴローラと同じ姿を持つ謎の少女だった。真祖の眷獣を自在に操り、古城と雪菜を追い詰めていく少女。はたして彼女は本物の第四真祖なのか。そして彼女との接触によって甦る古城の記憶とは―ついに明かされる古城の過去と、第四真祖にまつわる秘密。世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、待望の第七弾。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
57
前巻までが大きな序章だったんだな。と。絃神島で起こる・起きた事件に古城が巻き込まれる展開から、今後は古城が中心に事件が展開されていく模様で、雪菜は今まで通りだろうけど、浅葱は今まで以上に物語に関わってくるのが楽しみ。今後は浅葱が古城に血を吸われるのか、吸われたらどんな眷獣がでてくるのかも期待です。でも、やっぱり雪菜が好きだ。2013/04/17
Susumu Miki(Dik-dik)
52
この巻からはアニメ化されてません。古城くんや凪沙ちゃんとアヴローラの出会いの経緯がこの巻で明らかに。<過去>と<現在>が混在する本巻で、過去では古城くんはまだ小学生で、父親の牙城が登場。現在では<第三真祖>が襲来し絃神島は大混乱。オシアナス・ガールズとか変なものもぶっこまれてきます。そして浅葱ちゃん、ようやく蚊帳の外でなくなるのね…。2015/11/16
コリ
47
今まで謎に包まれてた様々な事実が明らかにされ、それと同時に新たな謎も増えて物語が大きく動いた一冊。第三真祖の登場や浅葱の秘密、古城とアヴローラの邂逅といった重要イベントが盛りだくさんで今回はかなり読みごたえがあった。けれども何か足りない…と思ったら雪菜とのイチャイチャ分が全然無いじゃないですかー!(笑)浅葱に色々バレちゃったけど思ったよりアッサリ。このまま不憫枠独占とかだったらちょっと可哀想かな?でもまぁそこが可愛かったりするんだけど(笑)まぁ何はともあれ次回も楽しみ。2013/04/14
王蠱
46
まさに急転直下、次々と明かされていく過去と真実。物語も遂に「起承転結」の「転」に入った感じで、ここにきて一気に様々な謎が解かれ、同時に新たな謎が現れてくるスピード感も多少日常成分多めの話と組み合わせたからかなり読みやすい。キャラ的には親父のダンディなカッコよさが凄いのと意外な奴らが意外なタイミングで来たのがもうねwwあと元演操者っぽい人は某会長よろしく今作も「傍観者」自称か。矢瀬も確かに不運だけどやっぱり一番不憫なのはここまでさんざん引っ張っておいて意外に正体バレイベントがあっさり気味だった浅葱さん(苦笑2013/04/10
Yobata
45
ヴァトラーが失踪し、護衛として二人の吸血鬼がさらに周りに増えた古城の下に凪沙が倒れたという知らせが届き、母のいる病院へ急ぐ。そこを襲撃して来たのは、先代の第四真祖アブローラと同じ姿の少女だった。強大の力を持つ眷獣を前に圧倒される雪奈と古城。しかし彼女との戦闘により、先代第四真祖アブローラとの真の記憶が甦る…。更には監獄結界最後の脱獄囚も動きだし…。ついに明かされる古城の過去と第四真祖の秘密。今回は一応過去編という事だが、入りから四年前、そして現代に移って最後は一年前と時間軸がぶっ飛びまくりw→2013/05/25