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内容説明
羽々姫、紗々羅、鳴々葉、音々―霊獣を封印した破魔の鎧、獣装戦闘服をまとい、賞金めあてに、謎の妖獣“禍憑妃”と戦い続ける極東自衛機構の傭兵たち。そんな彼女たちのもとにやってきた新入り隊員とは…。そしてある日、小隊長の紗々羅が突然「引退する」と言い出して…。本州最西端にある赤間関市を舞台に、民間軍事会社“極東自衛機構”所属の少女兵士たちの活躍と、コミカルな日々の生活を描いた新感覚・日常系戦場ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
15
中尉登場からトレジャーハントにダイエット、聖天坂姉妹加入まで。なにやら大きな騒動の前兆らしき動きが見え隠れする中で羽々姫の生活力と生存力がナチュラルに上昇しまくったり袖乃森ちゃんの発明が地味に凄かったり似非お嬢さまが不憫だったりとやっぱり「騒がしいけれどそれなりに楽しい日常」が不穏な状況なんて忘れさせてくれるくらい投入されてる。果たしてこれからもっと血みどろの状況に追い込まれていくのか、それとも他の王道バトル的な部隊あたりでもが状況を解決してこの日常が続くのか、どちらの可能性も考えられそうだから楽しみ2012/12/08
中性色
13
前巻はキャラ紹介の部分で若干シリアスがあったけど、今回はコメディ中心の作品になってる。カラーイラストの羽々姫は見えそうで見えないという限界に挑戦しているのかと小一時間。今回は鳴々葉の出番はあんまなかったのがちょっと残念。新キャラはいいとしても現状続きが出てないし掘り下げは期待薄かな。丸っこい羽々姫はちょっと可愛かったけど。巻末にはライトノベルだけど4コマがついてます。2014/06/02
F.key
7
前巻同様、設定は終末世界で重めなのにやってることがゆるゆるです。世界の危機が迫ってる感じなのに上司が犬だの、肥えただの、またーりと読めました。いつでもシリアスに持って行けそうな設定だけにビクビクしながら読んでるけど(笑)この作品はこれでいいんだろうなぁ。鳴々葉さんが相変わらず不憫カワイイ。2013/08/08
METHIE
6
俺この本読んだのに登録忘れていた。 まぁいい意味で前巻と同じく。2013/12/25
1_k
6
ガッチガチのストーリーが魅力のストライク・ザ・ブラッドと同じ作者とは思えないほどのゆるゆる短篇集。まあ、こういうのもたまにはいいよね。変にシリアス方面に行かずに、ゆるゆるなバトル物路線を続けるべきですよ。2012/12/09