三色ボールペン名作塾

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048839679
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

内容説明

まずボールペンを手に取って、国民的名作に三色を引いてみよう。読む、書く、話す、があっという間に上達。「筋みち」と「ポイント」がひと目でわかる文学活用法。日本語のプロによる日本語力トレーニング。各分の感動、読み解きポイントを、じっくり解説。

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ、東京大学法学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)など多数。身体の視点から日本語をとらえ、「声に出す」「三色ボールペンで情報を整理する」など、誰にでもできるシンプルなメソッドで日本語力のアップ術を提唱する、日本語教育の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momogaga

21
挫折積読本。足かけ8年でようやく読了しました。なぜ途中で、何度も挫折したのか?中身が濃い文章なのです。紹介されている文章がすべて名作ぞろい。しかも本気で行間を読むとすごく疲れるんです。しかし、三色ボールペンで読み解く面白さに気付いた後半は、夢中になって読みました。これからも再読して名文を堪能していきます。2015/12/18

Sachi

1
三色ボールペンで線を引きながら読書をすると良いということが以前読んだ速読の本にのっていたので具体的に小説などはどういう風に線引きをするのか見たくて読みました。色分けしていくと確かにわかりやすいなと思いました。 それよりも実はこの本で紹介されている文学作品はやはりどれも名文で素晴らしいなと思いました。あとからパラパラと本をめくってみると、作家の方独自のリズムというか流れている空気というかが輪郭みたいにたちのぼってくるようで楽しいです。坂口安吾の本は読んだことがなかったのですが面白いですね。読んでみたいです。2014/08/08

Yuji Terazawa

1
【2013年読書日記】齋藤先生による、日本の文豪たちの名作ガイドといった趣。正直、私はそういうものとして読んでしまった。 ただ、この本の主旨は、3色ボールペンを使って主観と客観とを選り分けて読むことだ。実は最初こそ、「この部分は線を引く」とか、「引かない」とか、あれこれ考えながら読んでいたのだけれど、そのうち疲れてしまったのだった。はい、すいません、私の力不足です(ショボン)。 ただ、この3色ボールペン方式で本を読むというやり方自体は、よく出来た方法だなと感心している。2013/09/04

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