「特攻」と遺族の戦後

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048839136
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

大東亜戦争末期の昭和19年10月から20年8月にかけて、鹿児島県の知覧や万世、鹿屋などの基地から、連日、特攻機が飛び立っていった。特攻隊員の多くは、17歳から20代後半の若者たちだ。ほんとうの恋を知ることなく飛び立った少年がいた、愛する妻子を残して征った青年がいた、新聞ではじめて息子の特攻死を知った父がいる、散華した婚約者を思い続けることで戦後を生き抜いた女性がいる、宿命を背負い特攻隊の思いと真実を伝え続ける元隊員がいる…。それぞれの人生を真摯に綴り、隊員と家族の思いを永遠に語り継ぐ。

目次

第1章 後をしっかり頼む―妻と娘
第2章 新聞で知った散華―父と母、そして弟たち
第3章 君ありて我れ幸せなりし―婚約者
第4章 笑顔で征った少年―父と母、そして兄
第5章 特攻隊が残したもの

著者等紹介

宮本雅史[ミヤモトマサフミ]
1953年和歌山県生まれ。慶応義塾大学卒業後、産経新聞社入社。93年にゼネコン汚職事件のスクープで新聞協会賞を受賞。書籍編集者、ジャーナリストを経て、フジサンケイビジネスアイ記者
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感想・レビュー

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まこ

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夏が来ると読みたくなるのが戦争の本です。今の幸せは、あの時代の精一杯がもたらしてくれたものだから。今夏は万世の特攻基地に行く機会もあり、胸の締め付けられる思いで読みました。万世に犬を抱いた特攻兵の写真があります。出撃する前日の写真ですが、若き青年の笑顔が忘れられません。今を大切に過ごしたい。2020/09/04

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