短歌があるじゃないか。―一億人の短歌入門

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048838825
  • NDC分類 911.107
  • Cコード C0095

内容説明

傑作怪作短歌群を、気鋭の歌人ホムラとヒガシが一刀両断。かくも楽しい短歌塾。

目次

きらきら

人名を入れ込んで詠む
人類史上最大の発明とは何か
ママン
くりひろいを折り句で

著者等紹介

穂村弘[ホムラヒロシ]
1962年、北海道生まれ。上智大学文学部英文学科卒。歌人。「かばん」所属

東直子[ヒガシナオコ]
1963年、広島県生まれ。神戸女学院大学家政学部食物学科卒。歌人。96年「草かんむりの訪問者」にて第七回歌壇賞受賞。「かばん」所属。「ぷらむ短歌会」代表

沢田康彦[サワダヤスヒコ]
1957年、滋賀県生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒。雑誌編集者。ファックス&メール短歌の会「猫又」主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y

28
短歌を詠んでみたいと思って読み始めた。穂村さんの他人の短歌を取り上げたものは読んだことがあったけど、この本は良いとされる短歌も拙いとされる短歌も一緒になって紹介されているので、いつもと違って拙い短歌とはどういうものなのかも知ることが出来た。そしてどこが悪いのか説明を目にしながらもいまいちピンとこないものもあり、結局短歌って難しいなあと頭を抱えてしまった。上手にできる人はそれが簡単にできるって何度か話にのぼっていたけれど、そんなことを言われるとこちらはお手上げ。そして穂村さんって性的なことに敏感だと思った。2018/02/20

kaizen@名古屋de朝活読書会

26
メール&ファックス短歌友の会会報誌が「猫又」とのこと。 題詠と解説。 きらきら,草,人名を入れ込んで詠。人類最大の発明とは何か。ママン,くりひろいを折り句で。装丁がクラフトエヴィング商會 画が山上たつひこ コンピュータを持っている人が短歌を始めるのによいかも。穂村弘, 沢田康彦, 東直子 「短歌はプロに訊け」2013/04/21

にゃんこ

22
【図書館】 「猫又」に集った方々の短歌を、穂村弘さんと東直子さんの両名が添削、解説、選んだ理由…などを対談形式で書いた本の第2弾。 今回も、かなり勉強になりました(^-^) 期限が迫ってて、サッと読んだ感じなので… また、借りて来ようと思います。2014/11/05

はづき

21
どんな本か把握せずに買った(古今のプロの作品を解説してるのかとおもってた)。言葉への感性がすごいな、そんなことまで考えてるのかさすがプロ。鼎談としてもおもしろかったし、実際に詠んでるアマチュアの方々の歌もよかった。短歌と俳句(川柳)とのちがいもわかり、短歌の奥深さを感じた。2015/11/12

riviere(りびえーる)

18
〜一億人の短歌入門〜と壮大な副タイトルがある上にほむほむと東直子さんの組み合わせだから普通の入門書ではありません。「猫又」に集まった人たちの短歌を2人が合評する、いわばオン・ザ・ジョブ・トレーニング方式で進む。時に形式を外し、形式に立ち戻りながら最後は女子プロレスラー軍団「くりひろい」さんたちの直球な表現に着地した。短歌のブレーストーミングしたみたいで、読んだあとすごく創作意欲が湧きました。2019/04/29

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