内容説明
正義を貫こうとして組織を追われる者あり、経営責任を問われながら居座りつづけるトップあり。会社のためにと働きつづけた結果が、左遷、リストラ、あるいは組織ぐるみの汚濁にまみれて逮捕…。何かがヘンだ、どこかおかしい、現代ニッポンの企業社会。第一線の作家と辛口評論家が経済小説作品を通して企業の実像を本音で語る。
目次
1 金融界はどう変わってきたか(腐敗社会への警告;巨大合併の明暗 ほか)
2 サラリーマンに明日はあるか(出世とポスト;組織を追われるとき ほか)
3 あなたの会社は汚れていないか(企業社会のひずみ;企業の光と陰 ほか)
4 人としていかに生きるか(経営者の決断;創業、再建サクセス術 ほか)