パイナツプリン

パイナツプリン

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20X13cm
  • 商品コード 9784048832434
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

作家について
バナナの秘密
宣伝
「哀しい予感」のこと
教育
友だちの家の話
家が傾く
「佐久問さん」
猫の話
ファミリー
酒井のこと
あの日の工藤静香
春の死
ゴミと私
幸福の瞬間
なつかしい恋のこと
泳ぐ人々
S・キングと私
名曲アルバムと純愛
ユーミン様に会ったこと
コピーヌさんへ
NOKKO、ホラー、スウィートホーム〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

催涙雨

53
スティーヴン・キングやホラー映画についてだいぶ強めの熱量で語っているのがかなり意外だった。なんというか、もっと優しげなものを好む性質の人なのかなあ、と勝手に思っていたので。下手をすればスプラッタ寄りのものとかも好きっぽいなあ、この人。もう少し興味をもって読めば違うのかもしれないが、はっきり言って自己紹介みたいに皮相的な話が多いので他は大して印象に残っていない。どうでもいいが平成元年の作品を平成の暮れに読むという行為には、なんだか妙な気分にさせるものがある。もう三十年も前のエッセイなのだ、これは。2019/03/19

チューリップ

4
今の自分の年齢より若い頃の吉本ばななが書いたエッセイだけど出たのが平成元年なのに驚く。手塚治虫が亡くなった事に言及していたりその頃のリアルタイムを感じられて面白かった。吉本ばななの作風ってオカルトだけどスピリチュアルな方向だからホラー映画好きなのとか意外だった。2022/11/07

ごま麦茶

3
吉本ばななさんのエッセイ。平成元年に出たものだそうで、その頃を想像しながら読みました。日常のこと、お仕事、好きな人たちのこと、食べ物のこと。ホラー映画のことをとても熱く語られてて、少し意外でした。食べ物のお話は、読んでるだけでお腹がすいてくるくらいでした(笑)改めて、吉本ばななさんの本読みたくなりました。2022/04/20

Edo Valens

3
吉本ばななさんの文章はいつも人生とか家族とかについて書かれていて、テーマは重いながらいつも、潔くてかっこいい。とはいっても、このエッセイはその中でも軽くて、書いてあることは「私はこういうものが好きなんです!」というような単純な事なのだ。しかし、その文章を部屋で静かに読んでいるうちに、自分の好きなものってなんだったっけ?という気持ちになってくる。時々本を閉じて考える。自分の好きなものを再確認しているうち、忙しい普段の生活で忘れていた自分らしさを思い出す。そのきっかけを、そして明日への勇気をくれた本だった。2014/08/07

ミッチー

1
昔?の吉本ばなな時代のエッセイ大人になってから、吉本ばななのファンです❗素敵な物語を書く人のエッセイで面白かった映画など載っていて、参考になります❗大好きな作家さんです❗2017/04/04

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