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あやしい探検隊 北海道物乞い旅

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048741699
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

あやしきことでやり残したことがあったのだ、と気付いたシーナ隊長は急きょ隊員とドレイを招集。北海道へ極貧・自給自足旅の出発を宣言した!静内、厚岸、野付に斜里、知床、岩見沢、小樽、余市…。うまいコメにでっかい牡蛎、毛ガニが乱舞し、サカナも大漁。もちろん酒も忘れずにな。あっちこっちで恵んでもらい、キメのセリフは「おありがとうござい」だ。順調なお貰い旅の行方はしかし、順調すぎて予想外の結末に!?酔いどれオヤジたちによる行き当たりバッタリなバカ旅ぶりは健在!大笑いたっぷりと(たまに)感動間違いなし。帰ってきた本家「あやしい探検隊」。

目次

極貧物乞い旅の計画
「室蘭ほっちゃれ団」の襲撃
漁師小屋・豊穣の大酒宴
椎名誠写真館―旅で観て撮った写真のいくつか
めんたまくり抜き事件
知床半島大漁記
快晴街道まっしぐら

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京生まれ。作家。「本の雑誌」前編集長。写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アッキ@道央民

51
椎名誠さんのエッセイ初読み。図書館で面白そうだなと思い借りてみました。タイトルには『物乞い旅』となっているが、当初は北海道で物乞いをしながら旅をする予定だったが蓋を開けて見れば知り合いからジンギスカンなどで盛大な歓待を受けたりというまぁ聞けば羨ましくなるような物ばかり(笑)苫小牧~室蘭~釧路~厚岸~知床などなど。厚岸の牡蠣も知床の寿司も良いなぁ~♪一緒にバカが出来る仲間との1週間にも及ぶ北海道の旅。面白かった~♪2016/05/16

えか

42
怪しい探検隊久々の書き下ろし作品である。が、メンバーは、雑魚釣り隊の面々である。なのにも関わらず新潮社ではなく、角川書店からの出版である。何故か?サブタイトルは“物乞い旅”である。が、にも関わらず、最後には生ウニのサンドイッチなんて美味いのか不味いのか判らないがインパクトだけはある食べ物まで登場する。何故か?。この本を読むと、人付き合いって、やっぱり大切なんだな、と思わせる。あと、そりゃあ、漁協婦人部って書いてありゃあ、騙されるわな、と思う。何故か。この本を読んでみるほかあるまい。 2023/06/29

Masa.H

11
相変わらずの椎名節は趣があって面白い。 自身が書いているように「物乞い=貧乏」旅でもないし、探検でも無い。そしてあやしさも足りない。かつての勢い溢れるあやしさは微塵も感じられない。 2013/01/29

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)

8
椎名さんと昔懐かしい仲間たちによる久方ぶりの「怪しい探検隊」の旅第9弾。舞台は北海道、知り合いに物乞いしながらキャンプ&釣りをする貧乏旅。本当に実話?と思う程様々な知り合いに物を頂き、北海道の幸を味わう姿は読んで楽しいスーパーエッセイでした。2013/01/05

ヒポかーさん

7
道民として、内地(笑)から来た知人を歓待する気持ちはわかるが、正直こんなに豪勢な歓待はそうそう出来ないですねwwそれにしても贅沢すぎるもらい物の数々に、「物乞い」というタイトルがそぐわなさ過ぎる。2012/03/10

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