内容説明
カスミはタケルとホウを父・藤堂の知人が運営する麻薬中毒者の更生施設に連れて行き、二人に初めて身の上を打ち明けた。藤堂の組織と活動について、そしてクチナワとの関係について…。しかし、その日の深夜、施設が何者かに襲撃される。一瞬にして施設を壊滅に追い込んだのは、特殊な戦闘用ナイフだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫 綺
66
カスミにまつわる背景が明らかになってきた。メンバーの絆が深まるのはいいが、クールさが損なわれていっている。結末が見えず、序章的な巻だった。2020/05/07
MarsAttacks!
18
シリーズ三作目、今回の事件はこの巻では完結しません、カスミの過去と父親、タケルの家族が惨殺された事件の秘密、これらの繋がりがチラリと見えて物語は終わります。なかなか良い感じに物語は膨らんできました。どんな展開が、そしてどんな真実が三人を待ち構えているのか楽しみです。それにしても、本当に読み応えの無い文量のシリーズです。2012/08/29
そのぼん
18
ライトノベルっぽいハードボイルドって感じでした。読みやすかったです。2011/09/16
まつじん
14
指揮官として、してはいけないこと。その為だけに費やされた一冊、なんでしょう。でもねぇ薄いッス。内容はいいんですがなんか短いよねぇ。無理して4冊にしたのがミエミエとちゃいますか。それでも続きが気になって・・・なんか思う壺にはまってるのか→オレ。2011/02/13
眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
13
中身は良かったんですけど、ちょっと薄すぎやしませんか? 商品としてはこの方が儲かるんでしょうけど、読者としてはもっとガッツリ一気に読みたいところ カルテットがまとまってきたので、続きが楽しみです♪2011/03/10