学校で愛するということ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048739368
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ねぇ、君。君は信じるかい?ここは希望という名の学校だ。正式名称は希望第一高等学校、通称「キボコウ」。偏差値は高くも低くもなく、ごくふつうの男女共学私立高校だ。そんなキボコウで月一回の小論文授業が行われることになった。年間課題は「学校で愛するということ」―。衝撃の最終章が待っている。

著者等紹介

中森明夫[ナカモリアキオ]
1980年代からライター/エディターとして活動。コラム、評論の執筆からトークライブ、アイドル・プロデュースまで活躍範囲は幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

49
ありそうでなさそうな、”課題=「学校で愛するということ」”。2013/10/25

あっ!chan

18
装丁の感じも似ているし、実は森沢明夫の本だと思って借りてきたのだけど...喫煙、音楽、夢、初恋、同性愛、失恋、セックス、いじめ、そして自殺等々学校を舞台にどこでも起こる出来事を題材に学校を考える。確かに作者が言うとおり、気が付いた時から青春のほとんどの時間を学校で過ごす。でも「学校を愛する」でもはないところがみそ!主人公が誰か?というちょっとした謎もあったのだが、とにかく物語に関係ない固有名詞の登場人物がやたらと出てくるのと、同時進行で脈略なく話が展開するのでやたらと読みにくいのが...ちょっとね。2014/08/21

ophiuchi

16
高校生だったころを思い出しながら読んだ。同級生の女の子の顔を何人か思い出したけど、屋上に上がったことはなかったなあ。2018/12/27

しんちゃん

6
この学校には月に一度の小論文授業がある。全校生徒を対象に一年間、同じテーマで討論したり、レポートを書いたりしていた。年度末には小論文の発表会が開かれる。今年のテーマは、「学校で愛するということ」――。目新しさのない随分ステレオタイプな生徒と、突飛な生徒が隣り合わせで生活している。退屈な日常が繰り返され、それでいて流されている。視点の曖昧さを売り物にしているようだが、それも中途半端だった。衝撃の最終章らしいが、そちらも空振りしていた。なんか、ふつう。ロクに感想も思い浮かんでこない。学校ってそんなものか。2009/08/02

4
作者の久しぶりの著書ということだったけど、ターゲットの年齢層がいまいちわからなかった。学校と愛をテーマにいくつかの生徒を主人公に物語は回っていった。それぞれの感じ方の差は歴然でそこはよかったのだが、ほとんどの話でオチが弱いと思った。60年前の話はよかったかな。2010/12/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/521939
  • ご注意事項