狐火の家

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048738323
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

『硝子のハンマー』(日本推理作家協会賞)から4年。弁護士・純子&防犯探偵・榎本、堂々のカムバック。ますますヒートアップ!ちょっぴりファニーなコンビが4つの密室に挑む傑作ミステリ。

著者等紹介

貴志祐介[キシユウスケ]
1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格―ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、100万部を超えるベストセラーになり、日本と韓国で映画化される。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文庫フリーク@灯れ松明の火

118
4編中『黒い牙』が最もインパクト有り。実際にこんな手段で殺したなら警察も欺かれるでしょう。《羊の皮をかぶった狼》それを生きた毒蜘○で作り出す・・ありえない。想像したくもない(汗)美人弁護士&胡散臭い防犯コンサルタントの密室探偵コンビ。『硝子のハンマー』に比べると軽め。某執事とお嬢様刑事連想してしまう程、貴志さんにしては軽い感じ。最終話の『犬のみぞ知る』は別の意味で有り得ない。笑いに走った貴志さん・・・?2011/11/05

しろいるか

85
榎本シリーズ。『狐火の家』『黒い牙』『盤端の迷宮』『犬のみぞ知る』の短編4作。どれもドラマで放送されたものだが、『犬のみぞ知る』だけドラマと設定が異なる。『黒い牙』が…気持ち悪い。八本足のアレが苦手な方には、最初から最後までキツイかもしれない。これはドラマで見るより活字で読んだ方がグロさが際立つ気がした。最後の『犬のみぞ知る』は、また劇団を舞台にした話。それでなのか、『鍵のかかった部屋』の『密室劇場』と同様におふざけ感漂う作風だ。どれもさらっと読めるミステリ。2013/07/04

kazu@十五夜読書会

83
防犯探偵・榎本シリーズ第二弾短編集。TVドラマの榎本 - 大野智(嵐)・青砥 純子 - 戸田恵梨香のイメージが強く出て短編でもあり読みやすかった。『盤端の迷宮』が興味のある棋界の物語で、いんちきのトリック?が現実にありそうで面白かった。前作『硝子のハンマー』第一弾は、自前もち本&ドラマ視聴済みなので後回し。2013/01/25

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

57
長野県の旧家で起こった密室殺人事件。犯人はどうやって侵入したのか?「狐火の家」。あれは本当に事故死だったのか?純子はある生き物を巡る騒動に巻き込まれ・・「黒い牙」。警察からの依頼でホテルの一室で殺害された事件にかかわることになった榎本でしたが・・「盤端の迷宮」。3人の容疑者のうち一体誰が犯人なのか?座長殺人事件「犬のみぞ知るdog knows」の全4話。シリーズ第2弾。今回は短編集ということもあってサクサクっと読めました。その分ちょっと物足りなかったかな。前回同様ガッツリした長編を読んでみたいです。★★★2012/04/21

達ちゃん

50
シリーズ2作目。相変わらずのコンビがいい味出してます。何となく微妙に面白かったです。2017/04/26

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