青に捧げる悪夢

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048735933
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

著者等紹介

恩田陸[オンダリク]
1964年、宮城県生まれ。早稲田大学卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作になった『六番目の小夜子』(新潮社)でデビュー。以後、さまざまな素材を独特の舞台設定の中で展開し、SFやミステリーといったジャンルを超えた、新しいスタイルのエンターテインメントを次々と発表。謎と奇想で異世界を呼び寄せる魔術師である

若竹七海[ワカタケナナミ]
1963年東京生まれ。立教大学卒業。1991年、デビュー作『ぼくのミステリな日常』(東京創元社)でみせたバラエティあふれる謎の数々は、ミステリ・ファンから喝采をもって迎えられた。巧みなトリックがふんだんに盛り込まれたストーリー構成と、その事件の裏に隠された“苦み”を描ききる作風は、ミステリというジャンルの豊かな可能性を示している

近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年大阪市生まれ。大阪芸術大学卒業。1993年、無人島での連続殺人を描いた本格推理作品『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞し、鮮烈にデビュー

小林泰三[コバヤシヤスミ]
1962年京都生まれ。大阪大学基礎工学部卒業、同大学院修了。1995年『玩具修理者』で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しデビュー。以後、独自のダークなテイストと奇想が横溢した作品を次々と発表し、注目を集める

乙一[オツイチ]
1978年、福岡県生まれ。1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mint☆

104
10人の作家さんによるホラー&ミステリーのアンソロジー。それとわかっていれば問題なく読めるのですが、突然出てくるグロと暴力でヒェッ!となりながらも読了。ほっとするような作品もありバラエティに富んでいて面白かった。特に恩田陸さん、若竹七海さんの作品が好み。2020/04/10

あつひめ

104
超豪華なラインナップ…。ホラーテイストムンムン。どのストーリーも、ホラーが苦手な私にはツッコミ部分がないほど整った展開でどの作品も飽きることなく読み進めた。初読みの乙一さんの「階段」は、これでもかというほど次々に振りかかってくる災い。ぞくぞくする。近藤史恵さんの「水仙の季節」の淡いドキドキとぞくぞくが私の好みでした。2013/07/15

しろいるか

47
娘からの推薦本、ホラー・アンソロジー。YA寄りだが恩田陸、乙一、近藤史恵と執筆陣は豪華で、ストーリーもバラエティに富んでおり大人も楽しめる。『水晶の夜、翡翠の朝』は恩田さんの別作品にて既読だが、他は初めて読む作家もいて楽しめた。個人的に『闇の羽音』は苦手。昆虫系グロといおうか、そこで読む手が止まった(笑)乙一の『階段』が一番好き。古い家屋の階段の不気味さ、狂気に満ちた人間の怖さ、展開もスピーディでさすがという感じ。暑い夜に冷や汗をかいた。はやみねかおるのジュブナイルも一捻りがぞくっとさせ夏らしくて良い。2013/07/17

えむえふ

23
図書室本。赤に捧げる悪意よりも色とりどり感がした。なかなか面白かったです。2014/08/06

ちょん

23
やはり乙一さんの作品が凄いと感じた。虐待の描写や父親の圧倒的な力など吐き気がするほど嫌悪したが、その分ストーリーに引き込まれた。2014/05/23

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