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平家〈下巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048734738
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

志半ばで天命の尽きた一世の英傑清盛。折から坂東では、所領の利権に固執する地方武士が、復仇を呼号する源頼朝の下に結集し叛乱の火の手を上げる。その先鋒、九郎判官義経は、鮮やかな戦法を駆使して平家を滅亡に追い込む。しかしそこには、清盛の壮大な遺志と、最大の政敵にして最高の理解者、後白河法皇の、恩讐を超えた千古不易の思想が秘められていた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅花

9
清盛が亡くなり、殆どが義経の話。頼朝が悪役、義経が英雄という定説通りの展開。説明が何度も繰り返されているので、ちょっとくどい部分もあったけど、この時代の全体的な流れを理解するには面白い本だと思う。2015/01/02

ルアット

3
下巻では、主役が平家から義経に変わって物語が展開という感じ。屋島、一の谷、壇ノ浦、の戦での場面は、能の演目とかぶっているところもあって、面白かった。ただ、ちょっと読みづらい感じは否めない。2014/01/12

Splash

1
清盛亡き後、平家にしかるべき後継者はおらず、源氏も、猜疑心の塊の頼朝、全く能力不足の範頼。義経は、実に不幸だった。鵯越、壇ノ浦の義経の功を、頼朝政権は、嫉妬の思いから一切認めない。実に女々しい。2016/09/22

半べえ (やればできる子)

0
★★★★2011/05/01

もかすけ

0
下巻は主人公が義経。 生き延びたと思いたいね。2014/08/12

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