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閃光

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  • サイズ B6判/ページ数 415p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048734677
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

玉川上水でラーメン屋の店主・葛木が扼殺体で発見された。捜査陣に名乗りを上げたのは、定年まであと2カ月を残すのみとなった警視庁捜査一課の滝口政利。そして相棒に選ばれたのは、所轄署で身を持てあましている巡査部長・片桐慎次郎だった。滝口は、このありふれた殺人事件に迷宮入りした34年前の“大事件”との接点を見いだし、独自の捜査を始める。一方、34年前の事件当時の葛木の仲間で、その後、実業家として成功した吉岡、ヤクザとなった金子、横浜でクラブ経営をする恭子らが密かに再会していたのだが…。34年前の大事件はなにゆえ未解決に終わったのか?全国民が注視するなか警察組織はいかなる論理で動いていたのか?そして大事件の“真実”とは。

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
1960年、鹿児島県生まれ。週刊誌記者を経て、’91年からフリーに。祝康成の名で事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年、永瀬隼介名義で初の小説『サイレント・ボーダー』を発表し、小説家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もっさん

5
ずっと気になっていた三億円事件。一気読み。誰が味方で誰が敵か・・・?刑事二人と犯人の二つの逃亡劇でハラハラしました。恭子、怖かったです。でも映画の滝口役は奥田瑛二!イメージ違いすぎる・・・。2011/01/13

しらす

3
長いなーぁっと思うが 面白く読めました 真実はどうかわかりませんが 逆に 真実知りたくなった2021/03/04

ゆかちん

3
未解決の3億円事件をモチーフに書かれた小説。作者はノンフィクションも書いているので、ある程度 当時のことを調べて書かれたのかなぁという印象。この作者の言い回しに所々読みづらい箇所はあるものの、どういった結末を迎えるのか知りたくて読み進めました。犯人側・警察側ともに登場人物が嫌な人が多い。本当の犯人に3億円の使い道聞いてみたいです。2011/01/07

short

3
映画化のため目に付いた一冊。ある程度の事実に基づいて書かれています。しかし、真実がこれだけ闇の中だと、思い切った仮説が立てられても納得できそう。小説はなかなか説得力があったと思うし、過去の事件が現代に蘇ると言う設定もかなりいいセンだったと思う。ただね、小説の場合、人物にイマイチ感情移入できなかったなぁ。片桐がほんの少し好みの手前でなんか足りない感じで惜しかった。2010/10/13

やすえ

3
映画の予告を見て、面白そうと思い原作を読みました。映画はまだ見ていません・・・三億円事件については、いろいろな物語がありますが、なんかスッキリしない・・・ただ、世間的には誰も傷つけず鮮やかな犯罪というイメージですが、実はそうではない、犯人たちの人生も狂ってしまったという点はちょっと良かったかな。2010/10/07

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