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平家〈中巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048734264
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅花

14
平家滅亡への入り口。清盛の志は人材不足でかなわず。後白河、清盛、その他二人を取り巻く心理戦は面白いが、盛り上がったところで、作者の講釈が登場して、それも同じようなことを繰り返すところが、ちょっと水を差された感じだった。2014/11/18

ルアット

2
栄華を極めた平家の歯車が少しずつ狂いはじめ、首の皮一枚でつながっていた源氏が徐々に息を吹き返し、これから源平の戦いが始まるというところまでの話が中巻。これからがクライマックス。2014/01/03

Splash

1
慎重に事を運んできた清盛が、突然、堪忍袋の緒が切れたように、後白河上皇を監禁し、福原遷都を強行する。自分に残された時間は少ない、一族に頼れる者はいないという焦りが、清盛の打ち手を狂わせたのだろうか。対照的に、伊豆で挙兵した頼朝は、敗けない戦を心がけ、慎重に足下を固めていく。歴史は流れができると、押し戻すのは難しい。2016/09/19

shiro

1
平家没落、源氏台頭の兆しが見える中巻。平氏一族の凡庸さや驕りを思うと、天賦の才はもちろんのこと幼少時代からの教育がいかに大切なものであったかを痛感する。ただ、持つことが当たり前の時代に生まれた故の慢心を責めるのも酷なことだろうなとは思う。清盛は本当に、一門からだけでなく仲間を募るべきだった。それがあまりにも難しかったのは時代を見れば明白なんだろうけど。2013/08/14

半べえ (やればできる子)

0
★★★★2011/04/29

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