内容説明
闘え。武器は、肉体と意志の力―全人類がガン化するとき、アメリカの大地に神は舞い降りた。激しい光に、否応もなく魂をゆさぶられるかつてこのような物語が、あっただろうか。「すべての答えは、ここにある」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
急いで突厥
14
やっぱり世界観についていけなかった。2013/03/25
えいなえいな
13
ある意味この本が一番衝撃的でしたね。
さき
7
こりゃ、難しすぎーー(*_*)入り込めなかった。だけど要約すれば仮想現実とウィルスと愛。作者も三編構想の上ではなく、単一での構想で繋がりを持たせていくって、頭ん中どーなってんのだろ？？2016/09/07
洋平
7
全人類ガン化の先にあるもの。1本の呪いのビデオテープから始まった「リング」「らせん」の世界は、単なるホラーを乗り越えてメタフィクション的展開を見せていく。前記2作で構築した世界を神の視点から鳥瞰したような本作品。 SF慣れしていないためもあってか、もの凄く衝撃を受けた。0.000…％。あまりにも低い確率で起きた偶然は、実は何者かが意図した必然かもしれない。今、わたしたちが生きている世界も実は…。そんな作者のメッセージにただ息を飲むしかなかった。2012/03/11
あみ
7
リングシリーズ。最後の「ループ」だけ読んでないことを思い出して、読むことに。「リング」「らせん」を読んだ時はとにかく怖かったけど、これを読んでなんかスッキリ。最初のあたりは前作との関係がわからなくて、どこでつながるのかと思っていたけど、核心に迫るにしたがって引込まれた。衝撃的な展開だった。2009/10/17
