内容説明
元(株)バンダイ模型デザイン課デザイナーと、キャラクタービジネス研究家が1980年のガンプラの誕生から1982年のガンプラブームまでを現場関係者への綿密な取材をもとに臨場感満点に活写。プラモデル発展と衰退の歴史からガンプラ夜明け前と言うべき雌伏の時代、困難な環境下でスタートしたキット化、一大ブームの渦中で起きていたこと、開発の現場や生産ラインといった“当事者”の困難と希望の日々。30周年の今だからこそ赤裸々に語られるストーリー。
目次
第1章 プラモデルの歴史―ガンプラへの道(キャラクターモデルの国産1号、鉄人28号;おもちゃメーカーにプラモデルの開発はできるのか? ほか)
第2章 ガンプラ誕生夜明け前(ガンダム暗雲に包まれる;バンダイ模型、ガンダム獲りを決断 ほか)
第3章 営業マンたちの戦い―ガンプラ、カミカゼを吹かす(ガンプラ苦戦、スタートダッシュ成らず;ガンプラ、空前の大ヒット ほか)
第4章 ガンプラ開発現場の戦い(なぜ、ガンプラはスケールモデルになりえたのか!?;今井科学からバンダイ模型へ引き継がれたもの ほか)
第5章 ブームを支えた生産現場の戦い(嬉しい悲鳴どころではなかった;爆発的に拡大する生産ライン ほか)
著者等紹介
猪俣謙次[イノマタケンジ]
1958年福岡県出身。二十代の商社勤務時代にガンダムと遭遇。その出会いが契機となってキャラクタービジネス業界に身を投じ、現場に視点を置きながら業界を研究中
加藤智[カトウサトシ]
1953年静岡県出身。1975年バンダイ模型入社。デザイン課在籍中パッケージデザインを担当しながらPR誌「模型情報」を創刊。後にバンダイ出版課に異動となり「B‐CLUB」等を創刊。現在は(株)キャラアニ代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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