内容説明
どんな会社にもメンバーの士気が高まりにくい部署がある。しかし、その仕事は重要でないどころか、会社の稼ぎ頭だったとしたら?システムの保守・運用という一見日の当たりにくい仕事に携わるメンバーのモチベーションを高めることに成功した野村総合研究所(NRI)が、そのノウハウを明かす。ホワイトカラーのための業務革新シリーズ第2弾。
目次
第1章 ITサービス業界は「保守・運用」の時代に
第2章 野村総合研究所流「チーム改革」の歴史をひも解く
第3章 「原因深掘り活動」で障害を八割削減
第4章 現場の「やる気」はこうして引き出された
第5章 「パートナー企業」にも広がった改革の輪
第6章 そして「チーム」は動いた
インタビュー 見えないものをいかに見えるようにするかが重要(株式会社野村総合研究所取締役会長・藤沼彰久)
第7章 改善活動に「終わり」はない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さるきち
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エンハンスメント業務こそNRIのコアビジネスとしたことが、良い発想である。 保守・運用よりもずっとポジティブ感がある。初めて使ったときは抵抗はあったろうけど。なじみにくい言葉ではあるので。2015/12/18
ジキル
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勧められて読んでみた。ITサービスマネジメントっぽい本だと思います。保守や運用って地味だけど、ストックビジネスだし、その後の受注にも繋がりそうで、重要なんですね。モチベーションの維持や他のチームとの共有とか、頭でわかっていても実践は難しそうかな。2014/10/10
ブラックさん
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会社研究のために読んだ。保守・運用は一見すると守りの業務だと思われている。NRIはそれを解消するべく、やらされ感をなくし、属人化を解消して全員のスキルをあげるにはどうすればいいか、エン楽会なるものを立ち上げて結果を出すまでのストーリーが書かれている。ひたすらにPDCAサイクルを回して、よりよいものを作り上げていこうという思いが感じられた。業務のみならず普段の生活にも応用できるような内容です。2013/07/15
mm71
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自分にとって目新しい内容はないが、地道に明るく改善を続けていくことが大切であることを再認識した。あと、社内発表会は、モチベーション向上のためによさそう。2011/08/08
Riko
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図書館で借りた2018/04/13