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内容説明
「お、おまたせっ」顔を上げると、照れくさそうな微笑みを浮かべている…俺の彼女がそこにいた。俺の愛しい恋人である彼女の名前は、高坂桐乃。「あんたのこと…“京介”って、呼ぶから」「だって、その方が…恋人っぽいじゃん?」めちゃくちゃ仲の悪い兄妹だったはずの俺たちが、こんなただならぬ関係になっちまうなんて…まるで悪夢だ。夏休みに入ってからというもの、俺の周りでは恋の話題が尽きやしない。「待て…殺さないでくれ…」あやせの家にお呼ばれして、楽しい一時を過ごしたり。「―妹に彼氏ができたかもしれない」「責任を取ってもらいますわ、京介さん」友達から人生相談(?)をされたり。そして一年ぶりの『あのイベント』も―。人気シリーズ第7弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
83
デートは、まあ良し。コミケも、まあいいでしょう。でもその後の4章・・・。これ、読んだ後味が悪かった。桐乃は何で正直になれないのかなあ・・・。そんで最後黒猫と付き合う・・・。何だろう、付き合うのはいいけど桐乃やっぱり可哀相だよなあ。スッキリさせるような終わり方を次巻に期待。2011/02/08
mitei
81
黒猫ルート?の続きが気になるが、その前の桐乃のいざこざが良かった。あと親父の娘の嫉妬の仕方に吹いた。2010/12/06
そのぼん
78
・・・また、次回が凄く気になる終わり方でしたね。でもまぁ、妹との擬似デートとかオタクのイベントとか小ネタ満載で楽しめたので、よしとします。2013/03/26
いりあ
48
"俺妹"の第7巻。今回は恋愛話盛りだくさんでした。桐乃との初デートは波乱だらけでしたが、こういう事するのに地元を選ぶなよと言いたい。そりゃ、高い確率で知り合いにも会うだろう。赤城兄妹のクローゼット的な微笑ましいエピソードもありましたが、桐乃の彼氏事件で再び暴走する京介。桐乃絡みで暴走してめでたしめでたしというのがパターンですね。と思ったら、ラストのアレはマジ反則です。めちゃめちゃ気になります。しかし、桐乃アメリカ留学事件以降の黒猫無双が止まらない。いや、白猫とかヤバいでしょ。もう黒猫くんかくんかですよ。2013/04/18
Yobata
46
「あんた、あたしの彼氏になってよー」その衝撃の発言は、モデルのスカウトを断るために彼氏のふりをしてほしいという意味だった。そのために監視されながらデートをする羽目に。なんとか乗り越えた京介だが、そのあとなんと桐乃に本当の彼氏がいるという疑惑が。心になんとなくもやがかかってしまう京介だが、それは置いておくことにし、再びやってきた夏コミに二日目にゲー研で、三日目にオタク仲間で参加することに。そしてついに桐乃が彼氏を連れてくる。それに対し京介は…。1巻ではまだ存在した兄妹間のリアリティある関係性が一気に→2011/10/03