アスキー新書
なぜアメリカ大統領は戦争をしたがるのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784048700252
  • NDC分類 312.53
  • Cコード C1231

内容説明

アメリカ大統領とは、民主主義が産み出した独裁者である―。ローズヴェルト、ケネディ、ニクスンからクリントン、ブッシュまで、歴代大統領たちはどうやって選ばれ、自らの権力を守るために何を決断してきたか?選挙、議会との功防、弾劾、そして戦争…。権力が暴走するとき、アメリカ大統領の正体が見えてくる。

目次

第1部 大統領は国王の夢を見るか(三人のジョージの物語と「四年ごとの王選び」;大統領制と議院内閣制はどこが違うのか?)
第2部 世にも奇妙なアメリカ大統領選挙(イッツァ・ファン・ゲーム!党員集会の不思議な仕組み;議員たちの影武者!?代議員と選挙人)
第3部 帝国的大統領の誕生(「大統領執務室」では何が起こっているのか?;宿命の対立―大統領vs議会;大統領令が開く大統領独裁への道;ホワイトハウスvs各省庁の暗闘;弾劾、大統領権限の尽きるとき;帝国的大統領はいかにして生まれたか?)
民主主義の不経済さと大不便に耐える知性とは

著者等紹介

越智道雄[オチミチオ]
1936年愛媛県今治市生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程修了。玉川大学文学部英文科助教授、明治大学商学部教授を経て、同大学名誉教授。日本翻訳家協会評議員。民族・宗教・ポップカルチャーなどの視点から、現代アメリカを研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

58
2008年、子ブッシュ政権末期、オバマ政権誕生直前に、それこそ勢いで書いた感のある本。したがってタイトルは煽りに近くこの内容を期待すると肩透かしにあう。ただ、大統領選挙や様々な権限、さらにはアメリカの大統領弾劾の手順などが整理されており、その独特の民主政を概観できる。さらに言えばF.ローズヴェルトにはかなり手厳しく、一方でその悪行を紹介しつつもニクスン(ママ)には同情的(特にキッシンジャーとの外交は高く評価)であり、著者の表面的でない深いアメリカ理解が顔を出す。ややエンタメに寄った感はあるが、面白かった。2023/04/01

Shige Matsumoto

0
結局、タイトルの答えは書かれていなかったような。見逃しただけかな?2013/01/11

shushu

0
タイトルと内容は関係ありません。アメリカの大統領制が非常に人口的な制度であることは感じられますし、考察は参考になるところもありますが、選挙制度はやはり理解できませんでした。2011/08/25

numainu

0
評価D2008/06/16

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