内容説明
戦国時代、女たちはどのように生きたのか。のぼうの城のヒロイン・甲斐姫、家康が最も信頼した阿茶局とお梶、瀬戸内海のジャンヌ・ダルクと呼ばれた大三島の鶴姫…。激動・流転の時代だからこそ、崖っぷちに立たされた女の底力が発揮された。男よりも男らしい女たちが選んだ、それぞれの生き様。
目次
序章 戦国を生きた女たちの素顔
第１章 お市・お江の華麗な女系譜
第２章 武器を取って戦う女たち
第３章 女城主たちの覚悟
第４章 夫をリードした賢夫人たち
第５章 恋に生き愛に生きた女たち
著者等紹介
楠戸義昭［クスドヨシアキ］
１９４０年、和歌山県生まれ。立教大学社会学部卒業。毎日新聞社編集委員を経て、歴史作家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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恵美
2
つる姫や愛姫は愛に生きて幸せだっだろうな。小少将は長曽我部氏に擦りよった説を支持したい。夫も子供も捨てて、男をたら仕込む根性が面白いから。2021/05/13
安芸あずき
2
小少将すげぇ…。何故毛利元就正室・妙玖については書かなかったんだろう。あと、やっぱり私は石田三成正室・皎月院が気になる…夫が関ヶ原に行ってるとき、いったいどんな気分だったのか…彼女から見た豊臣政権が知りたかった。資料が見付かったらいいのになあ。2014/06/01
空木
0
タイトルだけ見て短編集だと思ったら副読本みたいなものだった。いろんな戦国女性の話が読めてよかった。しかし万福丸はお市の子でいいんだっけ？2017/08/01
韓信
0
お市、お江のセレブな女系譜、成田家の甲斐姫や祖母である由良家の妙印尼ら戦働きをした女武者、領国を経営し政治的に重きをなした寿桂尼や井伊直虎、北政所や直江家のお船ら夫を助けた賢夫人など、タイプ別に戦国時代の女性像を浅く広く紹介する、暇つぶし程度の歴史読み物。秀吉と北政所に擬えられる津軽為信の正室阿保良、細川・三好・篠原そして長宗我部と男を渡り歩いた小少将が面白い。大三島の鶴姫の甲冑（唯一現存する女の鎧らしい）は実物を見にいきたい。写真でも胸部が膨らみウェストは絞られた綺麗なシルエットが見てとれる。2017/01/22
NSS
0
この時代の女性達が描かれている本はなかなかないのですぐに購入しました。とても読みやすく且つ分かりやすかったです。他のも読んでみたいと思いました2014/04/12
