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内容説明
ヤバイ。桐乃ヤバイ。俺の妹マジヤバイ。まず偉そう。もう傲岸不遜なんてもんじゃない。超居丈高。「オマエ何様」って妹にきくと、「チッ」って舌打ちするだけじゃなく、その後腕組んで「うざい」って睨みかえしてくる。スゲェ!なんか遠慮とか無いの。妹なんだから兄貴のことを敬って、もっと仲良くしなきゃいけないんじゃ―と思っていた時期が俺にもありました。けど桐乃は違う。そんなの気にしない。むしろ誇らしげ。とにかくお前ら、ウチにいる妹のヤバさをもっと知るべきだと思います。そんなヤバイ桐乃と一緒にいる俺、超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
88
五巻では妹の出番が少なかったですが、今回はきちんと出てきて安心しました。前から謎だったオタク仲間のリーダー的存在の沙織の詳しい事情が描かれていたのが興味深かったです。2013/03/16
とら
76
沙織は・・・よかったねえ^^ホント、その話はほのぼのしてて暖かかった。そしてその後のリア。・・・可愛い。やっとツンツンしてない真っ直ぐな妹が出てきた。また出してね。2011/02/08
mitei
66
沙織の真顔をみられただけでこの巻の役割は終わったw2010/12/02
Yobata
37
アメリカから戻ってきた桐乃。しかし、桐乃の態度は相変わらずで、誰かが京介に相談ごとを持ちこむのもいつも通りだった。まず初めの相談相手は、あやせで加奈子が本当に禁煙してるかをマネージャーに変装して確認してほしいとのこと。次の相談相手は、赤城で18歳になった記念としてアダルトショップに行ってみようとのこと。そしていつもの恩返しということで沙織の家に遊びに行ったりと、アメリカで桐乃が勝てなかったが一度だけ勝った少女が来日したりと…。そして桐乃があるお願いをする…。今回も連作短編的な作り。1章目は加奈子さん→2011/10/01
いりあ
36
"俺妹"の第6巻。桐乃が帰国してからのお話。大事なものは失くなってから気づくという事で、やはり一度距離をおいたからなのか、それぞれのキャラ同士の繋がり方が変化したように思います。桐乃がいない間の京介の人間関係を考えれば納得ですが。と、色々とありましたが、本巻のハイライトは沙織の本当の姿でしょう。メガネ外すと美人だったというメガネっ娘によくあるパターンの斜め上を行く変身っぷりでした。これは京介の動揺がただしい反応ですね。京介と赤城のアキバ珍道中は、男子だけ回ると…ああいう事になるのは男なら理解できる。2013/04/17